トワイライト下り・2

2014年11月24日(月・祝)

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11時10分。発車の40分前ですが割と早くトワイライトは入線してきます。
EF8144なので前回乗車したときの敦賀~大阪間を牽引した機関車です。
ちなみに客車は前回が第二編成、今回が第三編成です。

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トワイライトエクスプレス札幌行きの幕。ついに札幌行きに乗れるのか。感動。

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ツイン7号車8番に乗車です。前回ロイヤルに乗っているので若干狭さを感じますが、B寝台でこの広さなら全然アリです。
7号車は他の号車だとシングルツインがある位置にミニサロンがあるため、通路に解放感があって良いです。

乗車して割とすぐに車掌が検札に来ました。40代くらいの車掌。
大阪→京都(昼特きっぷ)
京都→山科(往復券の帰り券)
横浜市内→札幌市内(レールレンタカー)
という無理やり普通じゃない切符たちを組み合わせた物を提出しましたが、快く検札を終えました。

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そして新大阪発車後、すぐに売り切れると話題の食堂車にシャワー券を買いに行きます。
食堂車の前にある僕の好きなライオンの絵は第三編成でも健在でした。
シャワー券は10番目くらいに購入しましたが、当初予定していた19時からの回を確保しました。
意外と18時とか19時という時間はあとの方まで売れ残り、フランス料理ディナーの前後が先に売れるようです。

シャワー券を購入したら部屋で適当に過ごします。新大阪→京都間がやたら長く感じました。
ここで少し距離のネタを。
トワイライトは日本最長距離を走る列車です。僕も高校生の時から一度乗りたいと憧れていました。
しかしいつから最長だったのでしょうか。
もともと最長だったのは、1965年~1980年の間は特急富士の東京~西鹿児島間で1574.2km。
次に最長となったのは、1980年~1997年の特急はやぶさの東京~西鹿児島間で1515.3kmです。
そして1997年~2015年の間で最長となるのがトワイライトエクスプレスであり、下り1495.7km、上り1508.5kmです。
意外と最近ですが、寝台列車の廃止が進むなかで最長を維持し続けたことがトワイライトの威厳につながっているのでしょう。

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福井駅を過ぎた15時前。そろそろすいたかなと思い、食堂車ランチを初体験するために食堂車へ!
ほぼ満席でしたが、待ち時間なしで着席することが出来ました。
頼んだのはビーフカレー。1080円と、トワイライトの朝食より安いです。なぜかランチタイムだけは食事が1000円程度で提供されています。
ほどよい辛さと割と多めのルーで、おいしくいただけました。念願の食堂車ランチを達成できて満足。

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15:40。トワイライトは金沢駅に到着。3分ほど停車するので、駅弁をダッシュで購入する人も数名いました。
私はとりあえず下車して自販機で飲料を補給しました。やはり長時間停車のイベントは楽しまないと。

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16時過ぎには暗くなりだします。しかしこの時点ではまだ富山県を走行中で、窓が西ではなく北を向いているので夕日は観られません。
しかも天気が曇りだったため、西側を向いてみても夕日が見られません。
徐々に暗くなっていき、夜になりました。まあ夕日だけがトワイライトじゃないし!次回こそ夕日を見よう。

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18:06、直江津に停車。なんと10分くらい停まります。3年前に買った旅のしおりだと直江津では長時間停車となっていなかったので、予想外の長時間停車でした。
つい嬉しくて改札階の駅弁屋でさけめしを購入。残り2個でした。
駅弁屋のおじさんはいかにも駅弁屋っぽい感じの喋り方で売ってくれました。
列車が遅れたら長時間停車は削られるので駅弁を当てにしてはいませんでしたが、これはラッキーです。
しかも僕の好きな鮭です。いくらも乗ってます。

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そして19時。長岡に到着した頃にシャワー室を予約した時間がやってきました。
私は事前にタオル・シャンプー等を持ってきたのですが、彼女は持ってこなかったためシャワー室前の自販機でシャワーセット420円を購入。この謎の自販機を一度使ってみたかったのでいい経験でした。
そして自販機を見て気づきましたが、1500円のポーチに入ったシャワーセットは販売されなくなっていました。
現在はロイヤル・スイートに乗った人のみ入手できるようです。

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さてシャワーです。6分間お湯が出ます。お湯は6分あれば余裕です。何故かボディーソープだけは常備されているので、80円で売ってた試供品みたいなシャンプーさえ持ち込めばOKです。
僕はお湯を2分くらい残しましたが、残り1分になると鳴るブザーが大音量で隣のシャワーから聞こえてきてびっくり。
この音がいきなり鳴ったらびびります。
そしてドライヤーの勢いが弱いため、シャワー時間30分のうち、けっこうな時間をドライヤーに取られました。

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そしてさっき買ったさけめしをオープン!
少量のいくらと、大量の鮭が乗っています。鮭も普通の焼鮭とは違い、若干サーモンの刺身のような風味がしました。
小ぶりな容器ですが丁度いい量です。
私は駅弁はますの寿司しか買わない主義でしたが、それを破ってまで購入したさけめし。いい思い出になりました。

ここで特に車内でのイベントは終了。思い思いに過ごします。
真っ暗な夜。景色はそんなに見えないかな。
と思いましたがそんなことはない。車内の明かりを消せば外がよく見えます。
よくよく考えると、夜に明かりを消して外をゆっくり眺められる列車って寝台列車だけです。
昨日の新幹線のように、通常の列車だと車内が明るくて外が見られません。
これってすごいことではないでしょうか。寝台列車って隠れた夜景スポットではないでしょうか。

特に、村上~鶴岡あたりの海沿いを延々と走る所は絶景でした。
真っ暗で車も少なく、実際にその場所に一人で降り立っても寂しいだけですが、列車から見る分にはいい景色です。
暗くて写真には撮れないので、車内で実際に過ごさないと分からないような景色を体験しました。

2014年11月25日(火)

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4号車のサロンカーにまだ一度も座ったことがありません。夜中なら空いているらしいので0時過ぎに行ってみたら、本当にすいており自分らの他には1人しかいませんでした。
0時18分に大久保駅にてトワイライト同士がすれ違います。多分すれ違うだろうと思い込んでいましたが、サロンカーに行く直前に時刻表で運転日を確認したら大久保ではすれ違わないことが判明。
残念だけど4号車でサロンカーを体験しようということで訪問。
0時15分ごろ、大久保駅で運転停車。反対側を列車が通過していきます。あれ?これは何?
最後尾を確認するとピンクのテールマーク。トワイライトやん!!
時刻表のトワイライトの運転日を見間違えたのだろうか?何が起こったのだろうか?

数分後、車掌が車内清掃に来ました。そして車内の巡回は若い車掌に任せて、年配の車掌は自分らに話かけてくれました。
さっき通過したトワイライトは団体専用臨時列車だよ。前までは上下ともに大久保で運転停車していたが、今は上りは停車しない。なのですれ違う列車の車掌が誰か凝視したが分からなかった。
にしても廃止まで残り100日ほど。2日に1本なので50往復くらいか。
私は普段は大阪近郊の普通列車・特急列車に乗務しており、たまにトワイライトが回ってくる。
昔は銀河で東京だったり日本海で青森に乗務したこともあった。でもついにトワイライトだけか。
以前から下りは満席のことが多いが、上りに関しては20人で運行なんて日もあった。でも廃止が発表されたからか、上りは明日の運行も満席。すごいねえ。上りの展望スイートは機関車ビューだから空室のことが結構あったよ。
これは第三編成で、他の編成とはこのサロンカーの手すりとかも若干違うんだよ。
札幌は寒いから風邪ひかないようにね。よい旅を。俺は青森でJR北海道の車掌と交代だから。

こんなことを話してくれました。本当にいい車掌です。混んでるサロンカーだと車掌とこんなにゆっくり話すこともできません。
この時間にサロンカーを訪れることができて本当によかったです。廃止がさらに近づくと深夜帯でもサロンカーが混雑するかもしれませんので、今だけの楽しみかもしれませんね。

ちなみに、この時間にサロンカーにいると食堂車のスタッフが順番にシャワーを浴びにきます。旅客がシャワーを使える時間は23:30までで、意外と終了が早いなと思いましたが深夜は食堂車スタッフの時間だったためでした。
午前1時くらいにシャワーを浴びて、朝の6時には朝食の営業が開始します。
わずかな睡眠時間。しかも2泊3日での勤務。過酷な勤務にも関わらず、笑顔を絶やさず接客して下さる食堂車スタッフには頭が上がりません。

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寝るのがもったいなかったのですが、完全に起きていたのは秋田を過ぎたあたりまで。
青森到着時に一瞬起きて、逆方向に走っているときも一瞬起きて、もう一度起きたら完全に明るくなっていました。
起きたのは長万部のあたりです。22時間も乗れるはずなのに、気づいたら残り3時間。
なぜこんなにもトワイライトでの時間は早いのか。

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到着が近づいてきたので色々と室内の写真を撮りました。ツインは寝台の横に鏡が設置されています。
これを使えば上段と下段でも顔を合わせて会話ができます!なんだか不思議な感覚ですが面白い。

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ついに札幌に着いてしまいました。大阪から22時間。定刻で到着です。
下車して適当に撮影していると、昨夜シャワーに行く姿を目撃した食堂車スタッフのお姉さんが「写真とりましょうか」と声をかけて下さりました。
深夜に僕らがサロンカーにいたのを覚えていてくれたのでしょうか。たまたまでしょうか。
写真を撮ってもらえました。食堂車スタッフは札幌に到着しても車内に留まり引き上げ線に入っていくのに、札幌停車中の僅かな時間も下車して旅客へのサービスの努めて下さるとは、頭が上がりません。

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そして数分停車した後、トワイライトエクスプレスは引き上げ線へと去っていった。

最高の時間だった。また乗りたい。いや、また乗る。まだ4ヶ月ある。
乗客を観察すると、乗ってた人はツアーの老夫婦、鉄道ファンの男性が大半な気がしました。
僕みたいに若い男女で乗ってる人って全然いない。いたら話が弾むのに。
多分寝台列車の旅の楽しさを知ってたらもっと若い人も乗るのではないかと思う。
ぜひ若い人にもっと乗って欲しいと思う。寝台車の旅は文化だと思う。やはり廃止は寂しいな。
とはいえまだ北斗星・カシオペア・はまなす・サンライズ出雲・サンライズ瀬戸が残る。
最終的にはサンライズだけ残るんだろうけど、ちょっと乗車時間が短いから寂しいよなあ。
北海道方面夜行の今後の繁栄を祈ります。

(2014.11.27投稿)

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