奄美大島・1

2015年11月2日(月)

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成田空港に来ました。成田13:35発のバニラエアJW825便に乗ります。
今回訪れるのは奄美大島。なぜまたこんな所に行くのかというと、第一に、私の所属していた駒大地理学科の中で奄美大島を研究している先生がおり、その先生の話を聞いていると、教授が命をささげて研究している奄美とはどんな所かと気になったため。
そして昨年、バニラエアが成田~奄美線を就航させたことにより、奄美への運賃が格段に安くなりました。
JALのサイトを見てみたところ、1週間前の予約だと片道3万円。55日前までのスーパー先得を使っても片道1万7千円。
私はバニラエアで1週間前に予約した割に片道7千円。JALと比べると75%オフです。
安い。今までのその教授のゼミ生は金がない中で必死に先得を活用しても往復3万円超をかけて行ってたのに、今年のゼミ生からはバーゲン運賃を使えば往復1万を切って奄美に行けるのか。
時代は変わったものです。

果たして奄美大島とはどのような所なのか。
面積は沖縄本島の約半分。佐渡島と同じくらい。
人口は約5万。佐渡島と同じくらい。沖縄は100万くらい。
この状況を鑑みるになかなかのどかそうな場所に思えるがいかに。

偏西風のおかげで沖縄に向かうのと同じく、奄美大島も行きは時間がかかり3時間で奄美空港に到着。
なんか安かった奄美レンタカーでレンタカーを借ります。2泊3日で7000円くらい。

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安い。けど心配になるくらいボロい。車は傷だらけ。まあこれはいい。もし擦ってしまっても大丈夫そうだし。
車内もタバコの焦げた跡みたいなのだらけ。一応禁煙車となっていたはずだけど、ここでは関係ないのだろう。
そして最も問題なのがパンク修理キット又はスペアタイヤが常備されてない。持参しろってことか。
というか両方常備してなくても違法ではないのか?調べたものの答えは出ず。多分違法ではないようです。
この旅行では割と酷道を走る予定なので、不安になります。まあその時の状況で決めよう。

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まずは空港にちかい観光地、あやまる岬の公園に来ました。奄美大島唯一の鉄道であるサイクル列車があります。
屋根とか腐食しているしトンネルが塞がれているので廃線だと思っていましたが、後日訪問したら廃線じゃなかった。
とにかく奄美大島唯一の鉄道です。

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草で覆われそうになってる階段を上った展望台から景色を見る。海ですね。

既に時刻は17時を過ぎ、暗くなりそうなので宿へ向かう。iPhoneスタンドを買ったのでタイムラプスで車載動画を撮影してみた。




あやまる岬~名瀬市街。超スピードでよく分からないっすね。
名瀬市街に近づくとさすがに車が多くなってきます。それでも那覇のように片側3車線とか4車線とかの悲惨なことにはならず、1車線で淡々と進んでいきます。
まあちょっとした地方都市って感じですね。人口5万の島だもんな。

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奄美ポートタワーホテル泊。島はそんなに広くないだろうしここに2連泊します。同じ宿に連泊すること自体がかなり久々だ。
しかしここで困ったことに。レンタカーも宿もカードが使えると思ったら格安プランのため現金でと言われた。
そしたら所持金が700円になった。近くにまともなコンビニがあれば私のみずほ銀行でも手数料0でおろせるのだが、あるのはエブリワンのみ。鹿児島銀行ATMがあるが、多分手数料216円かかる。
徒歩20分くらいの所にイオンがあるのでそこのイオン銀行まで行けば手数料無料・・・!
ホテルの駐車場は詰め込み方式で奥の車は動かせない方式になっており、わざわざその状況から出庫するのも面倒なので散策がてら徒歩で行ってきた。
しかし奄美が県だとしたら首都の名瀬なのに店が少ない。コンビニはエブリワンとジョイフルの下にあった謎の店の2店舗だけ。
ファミレスはジョイフルだけ。中規模スーパーみたいなのもイオンだけ。
ちなみに夕飯はジョイフルで食べました。島内で僕の食事はエブリワンとジョイフルのみです。

(2015.11.9投稿)

奄美大島・2

2015年11月3日(火・祝)

奄美に来たはいいものの、特にどこ行くとか決めていなかったので行くところがない。
究極の限界集落として有名な青久集落を訪れてみようと思ったものの、道が悪いようで。
南側の嘉徳集落から行くルートと、北側の市集落から行くルートの2通りあるため、まずは南からアクセスしてみました。
北側のルートに入る交差点を曲がりそこねたため。

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嘉徳集落から少し進んで青久へ抜ける道路。工事中となっています。多分通れるとは思うものの、青久までの距離が長く、万が一タイヤがパンクしたら終了するので勇気ある撤退で引き返します。

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やることがなくなったのでとりあえず嘉徳の海岸で物思いにふけりながら過ごします。
集落に人の気配は割とあって、小さい子供の声が聞こえる家もありましたが海岸には人はゼロ。
静かな場所です。

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こんな場所でも1日2本のバスがデマンド運行で走っています。
デマンド運行ではあるものの、従来運行されていたものが末端部に限りデマンドとなった方式のようで、会員制ではなさそうです。
なので外部の人であっても上記の連絡先に電話さえ入れておけば利用できるのかもしれない。
しかしせっかくこんな土地に来てもバスのことが気になるとか俺は交通地理学に染められてるな。
せっかく無職なので何か学問になりそうな取材対象に張り付いて論文のようなものを書くのもいいかもしれない。

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嘉徳を出てすぐの川。やたら水がきれいだった。鳥がいたけど逃げられた。

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延々と続くストレートな道。こんな山に囲まれた場所に道路が通っていて外の世界とちゃんとつながっているというから不思議なものだ。

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加計呂麻島へ向かう船。思ったより大きな船です。加計呂麻島へは1日7便の船が運航されており、離島の割には若干便利。
最初は今回の旅行で加計呂麻島を訪問するのもいいかと思ったのですが、思ったより加計呂麻島の面積が広く、訪れてしまうと奄美大島も加計呂麻島も中途半端になってしまいそうだったのでやめておきました。

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猫タウンに来ました。野良猫みたいなのを3匹発見。多分もっといる。

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アランガチの滝という場所です。ここも滝のすぐ近くに集落があり、奄美の集落の立地が謎だと思えてきました。
滝は見てて楽しいものですね。この滝は正面から眺めることができて良い。

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次はマテリヤの滝という所に来ました。水量が多く、奄美の滝の中では有名なものらしいですが、ちょっと遠くからしか見られない構造になっていたのが残念。

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しかし、この滝は少し車道を進むと滝の上から滝を観察することができます。こういった特徴をもった滝は珍しいのでこれは有りです。
ただ、このマテリヤの滝に来るには割と険しい道を来なくてはいけないうえ、工事車両がいたり工事で道路が川みたいになってたりする所を通る必要があるので少し大変です。

こんな所で暗くなってきたので、2日目は滝鑑賞で終わる。

(2015.11.10投稿)

奄美大島・3~青久集落訪問~

2015年11月4日(水)

はやくも奄美大島滞在最終日。島でやったことは滝を見ただけだ。本当にこれでいいのか?
やり残したことはないか?いや、やっぱり究極の限界集落である青久を訪れたい。いざ挑戦。

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車を走らせ、険しい道を超えて何とか「むちゃ加那の碑←→嘉徳」と書かれた分岐点まで来ました。
何故看板に集落名の青久ではなくむちゃ加那の碑の名が採用されているかは分かりません。
まあ看板自体新しい物だったので、近い将来集落じゃなくなることを見越してるってことだろうか。

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そして伝説の舗装からダートに切り替わる地点に到着。上記の看板の地点から100mくらい下に降りたところです。
ここから下まで残り3km。さすがにボロい車でこの道を進むのは自殺行為そのものなので、運動もかねて徒歩で下りる。
普通の道なら3km30分で下りられるけど、ダートで急カーブだらけとなるとどのくらいかかることか。

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数分進んだところで後悔。先が闇に葬られてる。鹿児島空港→中福良駅を歩いた時並に厳しい道だ。
道を動画で撮っておけばよかったな。ここまで来たからには進むしかないので頑張って進む。

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何分歩いたか分からず、辛くなってきたところでこの丸い葉っぱの前に人影発見。
明らかに唯一の住民の方です。

俺「こんにちは」
住民「歩きで来たんですか?!」
俺「道が悪いので上に車とめてきました。」
俺「下までってあと少しですか?」
住民「そろそろこの草を集めようかなと思って。」

ネットで見た感じだと、この住民のお婆さんはテレビも取材拒否してたりあまり訪問者を良く思っていないのかなという印象があったものの、普通にいい人でした。
人と話すことができたので元気が出てきたので道を進んでいく。
しかし下までは割と遠い。あのお婆さんは徒歩でここまで登ってきたのだろうか。

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ゲート発見。住人は牛を放し飼いにしており、脱走しないためにゲートを設置してあるとの情報だったものの、もう壊れて朽ちている。もうこのゲートは使っていないということだろうか?

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無事に下に到着!!というかさっきの住民に会った場所からここまで徒歩15分かかったけど。
俺の脚で15分かかる山道を平然と昇り降りする80代女性。すごいものだ。

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左に移っているのが住民の家。道がくねくねすぎてどこから来たか分からないけどあの山を俺は超えてきたのかな。
携帯はもちろん圏外。牛の姿は見当たりませんでした。売却されたのかもしれません。
しかしここ、集落の中でも究極の集落だな本当に。
お婆さんは車を持ってないだろうから外界には出られない。バスもない。タクシーもここまで来てくれるかは分からない。
金を持ってても使う場所がない。そもそも年金受給しててもその金をおろす場所がない。
電気は俺が通ってきた道に必死に電柱と電線が設置してあったので何とか通ってる。
ガスはボンベが置いてあったのでどこかからボンベが運搬されてくるようだ。
日常の買い物は息子さんが定期的に買ってきてくれるようだ。

コンパクトシティの観点からいうとこの1世帯を維持するために電気等のインフラ設備に相当な金がかかってるのでさっさと転居してもらうべきなんだろうけど、やっぱりこうして訪れて現状を見ると、本人は長年ここで暮らしてるわけだし、この土地を人が入れる状態で維持してるんだからむしろ功労者だよな。

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むちゃ加那の碑は川を越えたところにありました。石を渡れば超えられます。

唯一の住民のお婆さんも年齢が年齢なので、青久集落が集落であり続けるのもあと数年だと思います。
その後ここがどうなってしまうのか、むちゃ加那の碑のアクセスとして維持されるのか、道路も全て放置となるのか。
公共事業は果たしてどこまでカバーするものなのか気になるところです。

集落の散策を一通り終えて、山道を徒歩で上り車のもとへ戻ることに。
上ってる途中に、草を採り終えて戻ってくる住民に遭遇。

「私が家にいればよかったね」
「にしても歩きとは感心する」
「車だと道が悪すぎてハンドルとられるよ」
「まあお気をつけて」

とのことです。いい人です。このお婆さんと話せただけでも奄美に来てよかった。
車を停めた場所まで頑張って登って帰ります。意外と40分くらいで上までたどり着けました。

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奄美空港に戻り、バニラエア成田行きで帰ります。意外と鹿児島行きの本数は多いので、LCCで鹿児島空港へ行ってそこから日本エアコミューターで訪問するというのもアリかもしれません。鹿児島~奄美の航空券も1週間前だと15000円もしますが。

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そして成田からは21:45発の平和交通担当のTHEアクセス成田で帰る。
この時間の便は割と乗客が乗っていて、35名程度だったと思います。
これだけ乗れば採算が取れるだろうか。しかし今回はNEXとほぼ同じ時刻のアクセス成田に乗ったので、これならNEXに乗った方が楽だったな。第3ターミナルから乗ると第2を2ヶ所と第1と停まるので長い。その分好きな席を選べていいが。

こんな感じで奄美から帰宅。次回は岩泉線に行きます。

(2015.11.10投稿)

岩泉線および山田線の現状・1

2015年11月12日(木)

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東京駅23:10発のドリーム盛岡1号に乗ります。20分後の3号でも良いのですが、1号はJRバス、3号は岩手県交通だったのでJRバス好きとしては1号を選びました。
JRバス以外の手段として、ウィラーの川崎20:35→盛岡5:05で行くのが一番安いのですが、これだと盛岡に着くのが早すぎて暇になる。
ドリーム盛岡1号なら盛岡6:35着。僕らはレンタカーの開店時間である8時まで暇をつぶさなくてはいけません。

2015年11月13日(金)

ドリーム盛岡はさすがJRバス、割と快適でした。今回は体が痛くならなかった。
しかし盛岡駅に若干早く着き、6時15分くらい?暇をつぶす時間が増えてしまった。。

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盛岡駅に着いてびっくり。駅前に早朝から営業してる時間をつぶす施設が全くない。
ネットカフェなし。20分くらい歩けば高い店があるらしいけど。
ファストフードなし。マクドは駅にあるけど開店が遅い。
何もなし。。しかし救世主を発見。
駅ビルにあるポールショップカフェという店、6時半開店がコーヒーが飲めます。
何故か隣にあるびゅうプラザに侵食している席があったのでそこで1時間ほど過ごしました。

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8時に恒例のタイムズカーレンタルで車を借り、山田線の旅に出発。
ちなみに今回は出張・ビジネス応援プランというプランが安かったのでそれで予約してみました。
「店舗スタッフと名刺交換で30%オフ!」
という謳い文句です。果たして本当に名刺交換させられるのか?ビジネス利用じゃないけど大丈夫か?
無職だけど前の会社の名刺を差し出せば大丈夫か?まあ多分名刺交換なんてさせられないだろう。
という予想で店舗に赴いた結果、もちろん名刺がどうとかなんて一言も出ずに利用できました。

僕は106急行になります。国道106線を延々と走り山田線と並走します。

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しかしいきなり変な細い道に分岐する所に気が付いたら進入していました。

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秘境駅、浅岸駅です!浅岸駅は牛山さんにとって初の秘境駅ということで有名ですが、実は僕も秘境駅という言葉を初めて知ったのはたまたまネットで浅岸駅を訪問した人のサイトを見たのがきっかけであり、思い入れがあります。
以前鉄道で訪問したことがあるものの、この駅は鉄道で訪問するにはどうしても夜になってしまいます。
そして今年のダイヤ改正により、ほぼ鉄道では訪問できなくなりました。

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というのも、発着する列車の本数、1日2本。
盛岡行6::43
宮古行19:40
以上。これは鉄道で訪問するのは無理に近いです。隣の駅まで歩く作戦にしても、10kmは離れているし峠越えなので苦行。
現在日中に浅岸駅を訪問するには車しかないのです。駅なのに。

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空は青いし誰もいなくてすがすがしいし、いい空間です。
日中に停車する列車があれば、列車でこの空間を訪れられるものなのだが。
まあ地元の利用もほぼないし、それなら秘境度が高い1日2本という状態も面白いものかもしれない。

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車を走らせ、区界駅へ。ここは乗車客数1日2名というJR東の有人駅で最も少ない駅として有名。
本当に駅員がいました。乗車客2名とはいえ、駅の立地は浅岸駅からの山田線と国道106号の合流点という謎の結節点となっている他、駅前には道の駅があり国道106号ドライバーのオアシスになっています。

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続いて茂市駅へ。こちらも区界と並び、山田線の数少ない有人駅ではあるものの、こっちは乗車客が50名くらいいます。
駅周辺も家がそこそこあり、何だか安心します。少し前まで岩泉線が分岐していましたが、2010年から運休、2014年に廃止となっています。
岩泉線は代替道路未整備という理由で廃止を免れていましたが、果たして並行する道路はどんな感じなのか。
国道340号を走り、岩泉線の現状を把握します。

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まずは中里駅。早速駅と線路の跡が残ってます。国道沿いなので訪問は容易。この辺の駅はそこそこ利用がありそうだけど、バスで足りるのでしょう。

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続いて岩手和井内駅。やたら新しい駅舎があるが、2004年に設置されたもののようです。
まさか新駅舎が実質6年しか使われないことになるとは。駅前の駐車スペースには工事か何かの作業車がいました。
廃線を道路に転用する工事でしょうか。

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次がいよいよ押角駅です。道路は明らかに酷道になります。
明らかにすれ違えない道。崩れてきそうな崖。でも対向車すら全然こない。
なかなか走るのに緊張する道路です。本当にここを代替バスが走っているのだろうか。

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押角に到着。これはもはや廃駅というより廃墟。
草が生い茂り、ホームも看板がはがれて悲惨な状態。なかなかこんな廃墟っぽい状態で廃駅が残っているというのは珍しいかもしれない。
そもそもこの駅は川を細い橋で渡った所にあるので、撤去するには軟弱そうな橋を使って撤去するのか、どこかから線路をつたって撤去するのかとなります。多分放置であろう。

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押角トンネルと思われるトンネルの中にトラックが入ってます。並行する国道340号の押角峠区間が狭隘路であり、そこさえ狭隘でなくなれば割と国道340号はマシになります。
そして岩泉線の押角トンネルを国道に転用する工事が絶賛施工中なのです。押角トンネルは2020年に国道に転用予定。
つまり2010年に岩泉線の押角駅が鉄道としての役目を終えたら、2020年は国道340号の押角峠酷道区間が役目を終えることになります。秘境好きとしてはダブルパンチですが、こうした変化を受け入れていくのが人生です。

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続いて二升石駅を訪問。ここは岩泉線が土砂崩れとなった際に、押角駅と並び当駅も用地不足とのことでバス停が設置されなかった駅です。
何故なのかと思い訪問してみたところ、駅前には住居や商店があり、駅前は普通の道路でバスが停められないようには見えません。
既存のバス停がなかったから通過していたのでしょうか。それで大丈夫だったのがすごい。

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終点、岩泉駅に到着。噂通り立派な駅舎です。駅前広場の駐車場にほぼ満車なくらい車が停まっていてびっくり。

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駅の中は床が古そうなコンクリのタイルなのが独特ですが、広々としていつつ静かです。
2階が商工会議所の事務所か何かとして使われているようで、職員の方が通られました。

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ホームも立派。廃線は今後も毎年のように発生していくと思うけど、果たして今後の廃線跡はどうなっていくのか。
同級生が卒論で廃線跡の活用に関する研究をやっていたけど、けっこうこれは深いテーマなのではないか。
まあ結局単線の廃線跡は放置かよくて歩道or自転車道しかないのだけれど。新たな活用法が編み出されればな。

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岩泉まで来たので観光名所、龍泉洞へ。先日は秋芳洞を素通りしたので洞窟初挑戦かもしれない。
洞窟内はライトアップされており綺麗で、なかなか歩きやすく帰りの階段が少々きつかったものの楽しめました。
割と観光客もおり、岩泉という地が廃線により閉ざされたわけではなく安心。

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次はふれあいランド岩泉へ。ここにブルートレインの宿が静態保存されています。
宿という形でブルートレインを残してくれるとは、いいプロジェクトです。泊まってみたかったのですが、1両ごとの料金のようで、1泊2万少々かかるよう。10人くらいで来れば超安く泊まれるのですが、今回は2人旅なので断念。いつか泊まりたいものです。
場所が岩泉駅の近くだと思っていたら、岩泉駅と小本駅の丁度中間あたりにあり、小本線を感じました。
もし岩泉線が小本線として日本海側までつながっていたら?日本の鉄道は未成線も多く、ifを多く考えます。

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ついに海側へ抜け小本駅へ。駅前のラーメンショップで昼食。
地元では少し有名な店のようです。ネギ味噌ラーメン中盛を食べたら予想より器が大きくてびっくり。大盛は超大盛なのだろう。
なかなかおいしい店でした。この時間まで昼食を粘ってよかった。

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小本駅を見学。丁度列車が来たので見てみたらけっこう客が乗っていました。
しかしどうやら大人の休日期間だからのようです。大人の休日っぽい人がたくさん乗っています。
18きっぷ期間のローカル線が最近は大人の休日期間にも顕著に現れてきてますね。
それでも金を持ってる世代が三陸で金を使うのならいいことかもしれません。
大人の休日倶楽部は若者からは不満の声が多いですが、そもそもパスの利用期間は短いし、期間中は一部の路線が混雑してあまり楽しめないだろうし、まあ不満を嘆くほどいいものでもないような気がします。

このあたりで宮古駅へ赴き、今晩の宿のホテル宮古ヒルズへ宿泊。
朝食にネギトロがあって豪華でした。宮古界隈では一番安そうな宿なのにびっくり。

(2015.11.17投稿)

岩泉線および山田線の現状・2

2015年11月14日(土)

本日も車を走らせて浄土ヶ浜に来ました。
ここで青の洞窟見学用の船に乗ります。

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乗船するときにかっぱえびせんを何故かもらえます。あたりを飛び回っているウミネコに与えて遊ぶことができるからです。
そういえば以前何かの番組で蛭子さんがウミネコにかっぱえびせんをあげて戦ってたな。
俺も蛭子さんに負けじとウミネコにあげまくった。でも割と量がおおくてなくならなかった。

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船で海を若干周遊した後、ネーミングが微妙な青の洞窟に突入。といっても奥まで進めるわけではなく、入って数メートルの所で奥を傍観するといった感じです。
しかし奥の方で波があがっており、なかなか面白い場所です。

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続いて本州最東端、トドヶ崎の登山口まで来ました。本当は本州最東端まで到達したかったところだけど、約3kmの道を熊が出ますと書いてある登山道を登らなくてはいけないので断念。
恐らくここで写真とっても本州四端踏破ラリーは受け付けてくれるでしょう。
いつかやりたいと思っていた本州四端踏破ラリー、やっと1ヶ所目に到達です。果たして制覇するのはいつになるやら。
ここに来るまでの道も割と険しく、すれ違えないどころか落ち葉だらけで路肩の溝が落とし穴みたいになってたりするので注意が必要です。

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険しい道を超えて岩手船越駅に到着。ここも駅舎が新しいです。完全に封鎖されてるのが残念だけど。
昨日の岩手和井内駅も新しかったので、2004年頃にこの辺の駅は新しくしたのかもしれません。

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そしてここは本州最東端の駅です。下北駅、梅ヶ峠駅に続いて本州四端の駅は三か所を制覇しました。
しかしこの区間、三陸鉄道として復旧することが決定し、最近工事が始まったばかりですが、今のところこの駅は絶賛放置中です。
約5年にもわたって放置され続けた路線がどのように復旧するのか楽しみなところです。
丁度昨日のニュースで第34閉伊川橋梁の工事が本格化との報道がありました。
一時はBRT転換されそうになってたものの、自治体が粘れば鉄道として残せるものなんですね。
JRとして復旧しろという人もいたようですが、この区間は三陸鉄道として復旧した方が地元のためになりそうです。

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珍駅名、吉里吉里駅です。ここの待合室も新しい。2009年につくられたようです。
他に古い木造駅舎もあったようですが、こちらは2012年に取り壊されたとのこと。
木造駅舎はさすがに倒壊の危機がありそうだもんな。
にしても、ここも絶賛放置。流失した大槌駅とかの周辺はガンガン工事してたものの、このあたりの設備が残ってる駅は少し手を加えれば意外と簡単に復旧できるものなのだろうか?

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続いて山田線から離れて釜石線に突入し、陸中大橋駅へ。
ここはΩループとして有名です。時刻は14時半ごろ。

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そう、SL銀河が見られます!昨年運転を開始してから1年半ほど。いまだに乗客はほぼ満員で大盛況でした。
後ろにつないでるのが客車じゃなくて気動車の改造というのがびっくりでしたが。
この列車の特徴は1日1往復ではなく、2日で1往復ということ。
大体SLとかの臨時列車は往路は乗るけど復路は乗らない。その対策としていっそのこと復路を翌日にしちゃえばそこそこ乗りやすい時間帯に設定できるだろうし、そもそも運転すればするほど赤字だろうから運転日も減らせる。
なかなかそれもありなんじゃないかと思います。

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SL銀河は走り去っていった。この駅でキハ110と交換したのですが、画面右に小さくキハ110が映っています。
これは列車内から観たらなかなかいい景色なことだろうな。汽笛をお互い鳴らしまくってたのが面白かった。

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続いて上有住駅へ。鉄子の旅にも登場した、滝観洞へ行きます。この2日間で洞窟3本目。果たして。

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入ってびっくり。ヘルメットとジャケットを渡されて何事かと思ったら、まず道が狭い。
所々高さが100cmあるかどうかみたいな場所を通らなくてはいけない。なかなかハードな道。
天井から水は垂れてくる。本物のダンジョンのようだ。これはすごい。
岩泉の龍泉洞とか比じゃない洞窟感。
しかも道のりが長い。約1km、この険しい道を進む必要がある。

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終点に到着。そこには滝が広がる。きれいです。
何故か謎の青年が三脚を設置してカメラで滝を撮っていた。趣味なのかここの関係者なのかは知らない。
ちょっと話を聞いてみたかったものの、地味に時間がギリギリなので引き返す。

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何とか頑張って戻り、18:15盛岡発のはやぶさ30号に乗ります。駅に着いたのは20分前くらい。
レンタカーの営業時間的にはもう少し遅れても大丈夫だけど、新幹線のチケットをトクだ値で買っているので乗り遅れるわけにはいきません。
トクだ値25で盛岡~大宮が10480円。高速バスが6000円くらいだったと考えると、まあこんなものか。

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E5系。割と久々に乗る気がします。最近は何かと北陸新幹線に乗る機会はあったけど、東北新幹線は思い出せないくらい久々。
もしかすると2011年のはやぶさ501号以来だろうか?それ以外思い当たらないから多分そうなのだろう。
行程がギリギリで昼食も夕食も食べてないので珍しく駅弁を買って車内で食べる。駅弁は高いけどたまにはいいものだ。
気づいたら寝てしまい、あっという間に大宮。恐らく盛岡~宇都宮間の320km運転も初体験だったと思うけど全然覚えてない。
まあ夜の乗車だから元々よく分からないだろうけど。
北海道新幹線ができたらまた乗りに来ると思うので、そのときは320kmをしっかり体験したいものです。

大宮で下車し、便利な上野東京ラインで川崎に帰宅。東京まで新幹線を乗りとおした場合と比べ、10分しか所要時間が変わらない。
それなら大宮で降りてホリデーグリーン料金でギリギリ50km以内で楽に帰ってきた方がいい。東京からだとほぼ座れないし。
今後も大宮下車は活用されることであろう。

(2015.11.18投稿)
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