会津若松二郎

2014年11月5日(水)

1ヶ月半くらい前の9月21日、会津若松にラーメン二郎がオープンしました。
まあオープン時の混雑が落ち着いて来たら行こうと思っていました。
だがしかし、11月7日に新たにラーメン二郎蒲田店がオープンするとのこと。
私は会津若松を除くとラーメン二郎全店舗訪問を達成しています。
しかし、会津若松・蒲田と2店舗も未訪問の店ができてしまうと、もはや全店舗訪問達成者とは言えなくなってしまう。
蒲田がオープンする前には訪問しなくては!ということで出発です。

東京を朝に出て、会津若松の昼営業に間に合うように訪問する手段は以下の4種が考えられます。

1.新幹線+あいづライナー
東京8:56 やまびこ129号
郡山10:13
郡山10:45 あいづライナー1号
会津若松11:48
運賃+料金(自由席):5080+3680=8760円
所要時間:2時間52分(東京から)

2.普通列車を延々と利用
上野6:59 東北本線
宇都宮・黒磯・郡山で乗り換え
会津若松11:48
運賃:5080円
所要時間:4時間49分(上野から)

3.東武・野岩・会津・只見の4線乗り継ぎ
浅草7:10 東武快速
鬼怒川温泉10:01 AIZUマウントエクスプレス
会津若松12:01
運賃:4680円
所要時間:4時間51分(浅草から)

4.高速バス夢街道会津1号
新宿7:30
会津若松12:14
運賃:4800円(早売5で2500円)
所要時間:4時間44分(新宿から)

もちろん僕の選択肢は4番です。2番も捨てがたいですが安さには負けました。
東京~会津若松の移動において明らかに高速バスのみ安すぎる。

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新宿駅新南口バス乗り場に来ました。まさか先月に続いて二か月連続でここに来るとは。
夢街道会津号は予約時の残席の感じだと、1号が一番混雑するようです。まあいい時間に会津若松に着けるのは1号ですからね。
運転士の放送によると乗客29名での運行だそうです。運よく隣は来ず、ゆったりと乗れました。

運転士はJRバス関東白河支店の方でしたが、途中の阿武隈で東京支店の人に交代しました。けっこう乗務員の運用が単純な往復ではなく、泊まり勤務になっているようです。
途中の猪苗代停留所では降車がないため通過しました。おかげで20分くらい早く会津若松に到着!

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やってきました二郎会津若松店!12時前に到着したため、待ちは思ったより少なく4名。
自分の前に待ってたのがJRの職員だったのが面白かったです。僕も会社の昼休みに二郎に行きたい。

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小ラーメンニンニク・650円。
増税した今で650円とは、かなり安い部類です。麺が若干硬く、野菜の味が薄く感じました。そして量は少ない。
二郎だけど少し二郎っぽくない、今後に期待かなと思える二郎でした。

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二郎だけ訪問してとんぼ帰りでは面白くないので、少し寄り道をしに磐越西線に乗車します。
会津若松到着から磐越西線乗車まで1時間しかないので、二郎が混んでたら乗り換えられない所でしたが余裕でした。

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関都で下車します。なんだか上白滝駅に雰囲気が似ています。
ここから歩くこと20分ほど。

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猪苗代湖畔駅に到着です!臨時駅ながら、2007年から通年休止中となっています。
ここ最近、柿ノ木や八ツ森、西仙台ハイランド、プレイピア白浜といった臨時駅の廃止が進んでいます。
何故か猪苗代湖畔駅は生き残っています。駅名票も最近新しくされたので、恐らく将来この駅を活用する可能性があるんだとは思いますが、もはや伝説の臨時駅なので訪問してみたかったのです!
駅前の国道は交通量が多く、目の前に観光施設があるので普通に列車を停めても問題ない気もしますが、なぜか通年休止です。

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丁度あいづライナーが通過したので撮影しました。なかなかいいアングルで撮れます。

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そして駅前湖。鴨や白鳥がいて楽しめました。中国人の観光客が多く、日本人は自分くらいでした。

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このまま磐越西線を東に進み郡山駅へ。

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高速バスあぶくま号で東京に帰ります。面白いのが、夢街道会津号とあぶくま号で普通運賃は
夢:4800円 あ:4200円
ですが、早売5になると
夢:2500円 あ:3360円
と逆転します。おかげで会津若松の方が東京から遠いのに安いという謎の事態が発生しました。
乗車したのはあぶくま20号、実は磐越西線と9分乗り換えという無茶な行程ですがさすがJR、定時なので無事に乗り換えられました。
あぶくま号の乗客は11名でした。これでは赤字ですが、乗るときは乗っているようなので乗客が少ない便なのでしょう。
JRバス東北の車で、行きの夢街道会津とは違い楽座シートでした。明らかに座席が大きいです。
夢街道会津が普通車指定席なら、あぶくま号はグリーン車です。
もっと楽座シートを宣伝すれば乗客が増えるような気もしますが、共同運行他社との兼ね合いでできないのでしょうか。

所要時間3時間30分で王子駅に到着。新宿まで乗るより王子で降りて京浜東北で帰った方が座れるし乗り換えがないので楽なので帰りは王子を利用しました。
京浜東北に40分くらい乗車し無事に川崎に到着。
しかし、昼行バスはなんだか時間が長く感じる。片道新幹線でもよかったかもしれない。東武経由もよかったかもしれない。
もう一度別の交通手段で会津若松に再訪したくなる旅でした。

(2014.11.6投稿)

トワイライト下り・1

半年ほど前、JR西日本よりトワイライトエクスプレスの廃止が発表されました。
寝台列車の廃止が約1年前に公式に発表されるのは異例なことです。
廃止になるのは残念ですが、これにより、「乗りたいけど今じゃなくてもいいか」みたいな人が乗車の計画を立てやすくなったと思います。1年あれば根気よく窓口に通えば1回くらいは乗れるでしょう。

そして私。2年半前の2012年3月10日にトワイライト上りロイヤルに乗車しました。
このときは12泊13日という豪快な旅行で、上りを利用した方が日程として丁度いいうえに、下りよりも走行距離・時間ともに長く、真の日本最長に挑戦したいという思いで乗車しました。
このときの乗車はすごく楽しかった。最高だった。もう一度乗りたい。今度は下りに乗りたい。心からそう思える乗車でした。
下りに乗る理由として、日本海側の夕日が見られること、食堂車のランチ営業があること、旅のしおりで下りと上りで案内に明らかに差がある通り、下りがメインの利用方法として想定されている列車であることです。
いつか下りにも乗ろうと思いながら、金のない学生時代は過ぎ去り2014年3月に大学を卒業。

トワイライトエクスプレスは約24時間運行されるので乗るには最低でも二連休必要です。そして二連休で乗ったらあとはほぼ何もできません。そんな状況で乗るのはもったいないな、と思っていましたので5月に廃止が発表されても特にアクションは起こさず。
しかし、2012年にトワイライトに同行した彼女が「どうしても下りに乗りたい!乗りに行こう!」と言ってくれたおかげで乗る決心ができました。
僕と彼女はお互い社会人で私は火水休み、彼女は休み不定期。私は基本いつでも年休が取れますが、彼女は2ヶ月前くらいにシフトが組まれるときに申請しないと休めないので、乗る日の候補は1日のみ。その日の券が取れなかったら終了です。
9月中旬に休みをとる日を決め、乗車日は11月24日(月・祝)にすることに決定。祝日で券が取りにくそうだが大丈夫だろうか。
10月24日、10時打ちをする日。私と彼女で手分けして、最終的に窓口の1番を確保したのは3ヶ所。
前回はロイヤルに乗っているので、今回はツイン2・シングルツイン1で10時打ちをしました。
結果、ツイン1部屋確保成功!!
前回ロイヤルに乗った時も10時打ち2ヶ所で1部屋取れたので、今回も多分取れるだろうと自信を持っていたのですが、現状は違ったようです。
現状はB寝台解放でも10時打ちで取れないレベルで、自分の友人も1週間10時打ちしてもダメで諦めたという話を聞きました。
10時打ち3ヶ所で下りツインを取れたというのは相当な奇跡のようです。一発で取れてしまったのでなかなか実感がわきませんが。
ちなみにこの10/24トワイライト下りツインがヤフオクでいくらになっているか検索してみました。
結果、12万円で落札されていました。定価23260円の券を自由競争に任せると12万円になるということのようです。
オークションのせいで券が取りづらくなるというのは確かなことですが、12万円で買う人がいるほどの商品を23260円で利用することができたのでよしとしますか。

前置きがやたら長くなりましたが、11/24に下りトワイライトに乗車することが決定、いざ旅行当日がやってきた!

2014年11月23日(日)

私は通常通り勤務です。17時45分に仕事を終え、ダッシュで新横浜駅へ。
トワイライト乗車当日の朝に大阪入りしてもいいのですが、それだと慌ただしいので前日のうちに大阪入りします。
職場最寄りの川崎駅からだと、新横浜へは東神奈川での乗り換えが必要なので近そうで遠い。
それでも、18:20には新横浜に着いていました。若干ゆとりをもって指定席を予約していたので、乗車する列車まで少し待ちます。

まず18:29発のぞみ57号博多行きを見送ります。さすが博多行き、自由席も指定席もほぼ満席でした。
次に18:32発の臨時のぞみ403号新大阪行き。今では逆に少ない700系のぞみです。
前列車の3分後なうえ、新大阪行きのため自由席も指定席もガラガラ。乗車変更してこれに乗ればよかった。

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そしてやってきた18:39発、のぞみ249号新大阪行き!
更新車じゃない本物のN700Aは新大阪のぞみにしか入らないようなので、それを期待しましたが更新車のN700Aでした。
そして定期列車のためか混んでます!しかし事前に僕の大好きな最後列のA席を確保していたので快適に乗車しました。
A席なら3人がけなのでほぼ満員にならないと隣が来ないし、最後列なら車内や車窓を幅広く見渡せて後ろを気にせずリクライニングできる。これほどよい席はありません!
最近東海道新幹線も券売機で座席指定できるようになりましたが、私が買った時点(乗車1週間くらい前)はE席だけびっしり埋まっていました。
E席だと最終的には隣が埋まるし、夜だから別に富士山も見えないし、何故そこまでE席が埋まるのかよく分かりませんが、各々が好きな席を選べるのでみんなハッピーでしょう。

予想通り私の隣、B席には誰もおらず、2つ隣のC席には若い女性が座っていました。やはりA席は快適です。
3月に広島行きに乗って以来ののぞみです。新幹線なんて学生のときはまず乗らなかったのに、手軽に乗っている自分。
会社員になると環境が一変するのが身に染みて分かります。
新幹線の車内では特に何もせず、ひたすら車窓を眺めていました。夜なので暗くてよく見えません。
静岡県あたりでたまに在来線の列車を横に見ることができるくらいです。
それでも十数分おきに駅を通過していくのをこの目で確認し、着々と新大阪へ向けて進んでいるのを体感しました。

さて、横浜市内からトワイライトに乗って札幌に行くにはまず大阪へ移動する必要があります。
大阪までの移動手段は恐らく以下の3通りが考えられます。

1.新横浜→新大阪を新幹線。
一番スタンダード。トワイライトを乗る日の朝に出ても余裕で間に合う。しかし乗車券が山科~大阪のぶんを別途購入する必要がある。

2.横浜→大阪を夜行バス。
乗るバスにもよるが安くていい。旅費を安くあげたい人に効果的。でもJRの乗車券は遠距離逓減だから横浜→山科をJRに乗らないのはなんかもったいない。早朝に大阪についてからトワイライト発車まで地味に暇。夜行バスであまり寝れないのでトワイライトで眠くなる。といったデメリットが。

3.新横浜→名古屋→(関西本線経由)→大阪
これが乗車券的に最もスマートになります。1の案だと乗車券を山科~大阪で別途必要になってしまいますが、この経路なら1枚におさまります。
しかし、関西本線はやたら時間がかかるのでのぞみ249から乗り継いでいくと23時に奈良着。さすがにそんな日程で行くのは面倒すぎます。そして関西本線経由にしてもそこまで運賃は変わらないので、横浜→大阪→札幌を乗車券1枚でいきたい!という人のみにおすすめです。

私が利用したのは
横浜市内→(山科経由)→札幌市内
山科→京都
京都→大阪
の3枚の乗車券です。山科から大阪は京都で分割すると100円くらい安くなります。乗車券3分割だと新幹線の自動改札を通れないとの噂でしたが、普通に通れました。

新大阪に到着し、在来線に乗り換え大阪駅に到着。

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大阪から阪急線に乗り換え、本日の宿を目指します。
3連休の中日ですが、まあどこかしら宿はあるでしょうと甘い考えを持っていました。
1ヶ月前に宿を見た時点で、一番安い宿は2人で13000円の宿でした。
ちょくちょく色々な宿のキャンセルが出ないかチェックしましたが、出ませんでした。
宿の最寄駅は阪急伊丹。阪急伊丹線に初乗車し、伊丹駅に着いたのは21:38。
仕事を終えて4時間で来れました。新幹線は速い。夜は長い。これを実感しました。

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伊丹シティホテル泊。結婚式場などを備えた高そうなホテルです。セミダブルで一泊13000円。
高そうですが、1人6500円と考えると別に高くはないです。東横インでもシングルなら6000円台は普通にあります。
しかし部屋は若干古さが目立ち、広さも東横インより若干広い程度なので13000円は三連休価格なのかもしれません。

2014年11月24日(月・祝)

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朝食付きプランしか残ってなかったので朝食をいただけます。満室なので朝食会場は混雑してるかと思ったらすいてました。
理由は画像のとおり。なんと一食1680円!!宿泊料金のうち朝食代が25%くらいを占めていたとは。
こんな高い朝食は初めてです。まあたまにはこういうのもいいですね。

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さすがに1680円するだけあって選択肢が豊富です。おいしくいただけました。

10時前に宿をチェックアウト。トワイライトが出発する大阪駅へ向かいます。
大阪駅の金券ショップで大阪~京都の昼特きっぷのバラ売りを購入。これがいちばん安いです。
そしてはなだこでたこ焼きを持ち帰りで購入、コンビニやスーパーで持ち込む食料を購入して準備万端、いざホームへ向かいます!

(2014.11.26投稿)

トワイライト下り・2

2014年11月24日(月・祝)

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11時10分。発車の40分前ですが割と早くトワイライトは入線してきます。
EF8144なので前回乗車したときの敦賀~大阪間を牽引した機関車です。
ちなみに客車は前回が第二編成、今回が第三編成です。

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トワイライトエクスプレス札幌行きの幕。ついに札幌行きに乗れるのか。感動。

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ツイン7号車8番に乗車です。前回ロイヤルに乗っているので若干狭さを感じますが、B寝台でこの広さなら全然アリです。
7号車は他の号車だとシングルツインがある位置にミニサロンがあるため、通路に解放感があって良いです。

乗車して割とすぐに車掌が検札に来ました。40代くらいの車掌。
大阪→京都(昼特きっぷ)
京都→山科(往復券の帰り券)
横浜市内→札幌市内(レールレンタカー)
という無理やり普通じゃない切符たちを組み合わせた物を提出しましたが、快く検札を終えました。

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そして新大阪発車後、すぐに売り切れると話題の食堂車にシャワー券を買いに行きます。
食堂車の前にある僕の好きなライオンの絵は第三編成でも健在でした。
シャワー券は10番目くらいに購入しましたが、当初予定していた19時からの回を確保しました。
意外と18時とか19時という時間はあとの方まで売れ残り、フランス料理ディナーの前後が先に売れるようです。

シャワー券を購入したら部屋で適当に過ごします。新大阪→京都間がやたら長く感じました。
ここで少し距離のネタを。
トワイライトは日本最長距離を走る列車です。僕も高校生の時から一度乗りたいと憧れていました。
しかしいつから最長だったのでしょうか。
もともと最長だったのは、1965年~1980年の間は特急富士の東京~西鹿児島間で1574.2km。
次に最長となったのは、1980年~1997年の特急はやぶさの東京~西鹿児島間で1515.3kmです。
そして1997年~2015年の間で最長となるのがトワイライトエクスプレスであり、下り1495.7km、上り1508.5kmです。
意外と最近ですが、寝台列車の廃止が進むなかで最長を維持し続けたことがトワイライトの威厳につながっているのでしょう。

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福井駅を過ぎた15時前。そろそろすいたかなと思い、食堂車ランチを初体験するために食堂車へ!
ほぼ満席でしたが、待ち時間なしで着席することが出来ました。
頼んだのはビーフカレー。1080円と、トワイライトの朝食より安いです。なぜかランチタイムだけは食事が1000円程度で提供されています。
ほどよい辛さと割と多めのルーで、おいしくいただけました。念願の食堂車ランチを達成できて満足。

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15:40。トワイライトは金沢駅に到着。3分ほど停車するので、駅弁をダッシュで購入する人も数名いました。
私はとりあえず下車して自販機で飲料を補給しました。やはり長時間停車のイベントは楽しまないと。

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16時過ぎには暗くなりだします。しかしこの時点ではまだ富山県を走行中で、窓が西ではなく北を向いているので夕日は観られません。
しかも天気が曇りだったため、西側を向いてみても夕日が見られません。
徐々に暗くなっていき、夜になりました。まあ夕日だけがトワイライトじゃないし!次回こそ夕日を見よう。

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18:06、直江津に停車。なんと10分くらい停まります。3年前に買った旅のしおりだと直江津では長時間停車となっていなかったので、予想外の長時間停車でした。
つい嬉しくて改札階の駅弁屋でさけめしを購入。残り2個でした。
駅弁屋のおじさんはいかにも駅弁屋っぽい感じの喋り方で売ってくれました。
列車が遅れたら長時間停車は削られるので駅弁を当てにしてはいませんでしたが、これはラッキーです。
しかも僕の好きな鮭です。いくらも乗ってます。

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そして19時。長岡に到着した頃にシャワー室を予約した時間がやってきました。
私は事前にタオル・シャンプー等を持ってきたのですが、彼女は持ってこなかったためシャワー室前の自販機でシャワーセット420円を購入。この謎の自販機を一度使ってみたかったのでいい経験でした。
そして自販機を見て気づきましたが、1500円のポーチに入ったシャワーセットは販売されなくなっていました。
現在はロイヤル・スイートに乗った人のみ入手できるようです。

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さてシャワーです。6分間お湯が出ます。お湯は6分あれば余裕です。何故かボディーソープだけは常備されているので、80円で売ってた試供品みたいなシャンプーさえ持ち込めばOKです。
僕はお湯を2分くらい残しましたが、残り1分になると鳴るブザーが大音量で隣のシャワーから聞こえてきてびっくり。
この音がいきなり鳴ったらびびります。
そしてドライヤーの勢いが弱いため、シャワー時間30分のうち、けっこうな時間をドライヤーに取られました。

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そしてさっき買ったさけめしをオープン!
少量のいくらと、大量の鮭が乗っています。鮭も普通の焼鮭とは違い、若干サーモンの刺身のような風味がしました。
小ぶりな容器ですが丁度いい量です。
私は駅弁はますの寿司しか買わない主義でしたが、それを破ってまで購入したさけめし。いい思い出になりました。

ここで特に車内でのイベントは終了。思い思いに過ごします。
真っ暗な夜。景色はそんなに見えないかな。
と思いましたがそんなことはない。車内の明かりを消せば外がよく見えます。
よくよく考えると、夜に明かりを消して外をゆっくり眺められる列車って寝台列車だけです。
昨日の新幹線のように、通常の列車だと車内が明るくて外が見られません。
これってすごいことではないでしょうか。寝台列車って隠れた夜景スポットではないでしょうか。

特に、村上~鶴岡あたりの海沿いを延々と走る所は絶景でした。
真っ暗で車も少なく、実際にその場所に一人で降り立っても寂しいだけですが、列車から見る分にはいい景色です。
暗くて写真には撮れないので、車内で実際に過ごさないと分からないような景色を体験しました。

2014年11月25日(火)

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4号車のサロンカーにまだ一度も座ったことがありません。夜中なら空いているらしいので0時過ぎに行ってみたら、本当にすいており自分らの他には1人しかいませんでした。
0時18分に大久保駅にてトワイライト同士がすれ違います。多分すれ違うだろうと思い込んでいましたが、サロンカーに行く直前に時刻表で運転日を確認したら大久保ではすれ違わないことが判明。
残念だけど4号車でサロンカーを体験しようということで訪問。
0時15分ごろ、大久保駅で運転停車。反対側を列車が通過していきます。あれ?これは何?
最後尾を確認するとピンクのテールマーク。トワイライトやん!!
時刻表のトワイライトの運転日を見間違えたのだろうか?何が起こったのだろうか?

数分後、車掌が車内清掃に来ました。そして車内の巡回は若い車掌に任せて、年配の車掌は自分らに話かけてくれました。
さっき通過したトワイライトは団体専用臨時列車だよ。前までは上下ともに大久保で運転停車していたが、今は上りは停車しない。なのですれ違う列車の車掌が誰か凝視したが分からなかった。
にしても廃止まで残り100日ほど。2日に1本なので50往復くらいか。
私は普段は大阪近郊の普通列車・特急列車に乗務しており、たまにトワイライトが回ってくる。
昔は銀河で東京だったり日本海で青森に乗務したこともあった。でもついにトワイライトだけか。
以前から下りは満席のことが多いが、上りに関しては20人で運行なんて日もあった。でも廃止が発表されたからか、上りは明日の運行も満席。すごいねえ。上りの展望スイートは機関車ビューだから空室のことが結構あったよ。
これは第三編成で、他の編成とはこのサロンカーの手すりとかも若干違うんだよ。
札幌は寒いから風邪ひかないようにね。よい旅を。俺は青森でJR北海道の車掌と交代だから。

こんなことを話してくれました。本当にいい車掌です。混んでるサロンカーだと車掌とこんなにゆっくり話すこともできません。
この時間にサロンカーを訪れることができて本当によかったです。廃止がさらに近づくと深夜帯でもサロンカーが混雑するかもしれませんので、今だけの楽しみかもしれませんね。

ちなみに、この時間にサロンカーにいると食堂車のスタッフが順番にシャワーを浴びにきます。旅客がシャワーを使える時間は23:30までで、意外と終了が早いなと思いましたが深夜は食堂車スタッフの時間だったためでした。
午前1時くらいにシャワーを浴びて、朝の6時には朝食の営業が開始します。
わずかな睡眠時間。しかも2泊3日での勤務。過酷な勤務にも関わらず、笑顔を絶やさず接客して下さる食堂車スタッフには頭が上がりません。

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寝るのがもったいなかったのですが、完全に起きていたのは秋田を過ぎたあたりまで。
青森到着時に一瞬起きて、逆方向に走っているときも一瞬起きて、もう一度起きたら完全に明るくなっていました。
起きたのは長万部のあたりです。22時間も乗れるはずなのに、気づいたら残り3時間。
なぜこんなにもトワイライトでの時間は早いのか。

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到着が近づいてきたので色々と室内の写真を撮りました。ツインは寝台の横に鏡が設置されています。
これを使えば上段と下段でも顔を合わせて会話ができます!なんだか不思議な感覚ですが面白い。

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ついに札幌に着いてしまいました。大阪から22時間。定刻で到着です。
下車して適当に撮影していると、昨夜シャワーに行く姿を目撃した食堂車スタッフのお姉さんが「写真とりましょうか」と声をかけて下さりました。
深夜に僕らがサロンカーにいたのを覚えていてくれたのでしょうか。たまたまでしょうか。
写真を撮ってもらえました。食堂車スタッフは札幌に到着しても車内に留まり引き上げ線に入っていくのに、札幌停車中の僅かな時間も下車して旅客へのサービスの努めて下さるとは、頭が上がりません。

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そして数分停車した後、トワイライトエクスプレスは引き上げ線へと去っていった。

最高の時間だった。また乗りたい。いや、また乗る。まだ4ヶ月ある。
乗客を観察すると、乗ってた人はツアーの老夫婦、鉄道ファンの男性が大半な気がしました。
僕みたいに若い男女で乗ってる人って全然いない。いたら話が弾むのに。
多分寝台列車の旅の楽しさを知ってたらもっと若い人も乗るのではないかと思う。
ぜひ若い人にもっと乗って欲しいと思う。寝台車の旅は文化だと思う。やはり廃止は寂しいな。
とはいえまだ北斗星・カシオペア・はまなす・サンライズ出雲・サンライズ瀬戸が残る。
最終的にはサンライズだけ残るんだろうけど、ちょっと乗車時間が短いから寂しいよなあ。
北海道方面夜行の今後の繁栄を祈ります。

(2014.11.27投稿)

トワイライト下り・3

2014年11月25日(火)

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トワイライトエクスプレスの旅は終わってしまった。でも一応旅行には続きがあります。
現在の時刻は10時過ぎ。僕らは18:30の飛行機で帰るので、それまでの時間適当に過ごします。

前回の記事でちょろっと書きましたが、今回使用した横浜市内→札幌市内の乗車券はレール&レンタカーきっぷを利用しています。
なんと乗車券が学割と同じ2割引になります。昨年度までは学割が使えたのであえてレールレンタカーを使う機会はありませんでしたが、社会人には強い味方です。
横浜市内→札幌市内の通常運賃は19980円ですが、2割引で15980円となりました。4000円の割引です。
同行者も乗車券の割引が効くので2人合わせて8000円の割引です。
レンタカー料金は軽自動車12時間で5940円です。通常に乗車券を購入するより実質タダ以下でレンタカーを利用できます。
ちなみに最後に給油したら2063円だったので、合計8003円。燃料代を足しても本日の移動は実質3円です。1人当たり1.5円。

レンタカーを借りたのはいいものの、特に目的地は決めていません。約7時間という限られた時間でどこを訪問すべきか。
ここで彼女が約3年前に行った、洞爺にあるラーメン屋の話を思い出しました。店主が個性的だそうで、僕も一度行ってみたかったのです。

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国道230号線を快走し、洞爺湖付近に到達します。札幌から洞爺は、まっすぐ南西の方向にあるのに鉄道利用だと遠回りになります。
また、高速道路利用でも遠回りになるので、今回のように一般道でドライブするのには最適な場所な気がします。

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13時前にラーメン味一に到着。この店については検索すればいくつかの情報が載っています。
店主は60代の女性で、十数年前に夫を亡くして以来夫の遺志を継ぎ、一人で店をやっているそうです。
入店すると、客はおらず、カウンターの中央の席を案内されます。
ほたてラーメンとコーンラーメンを注文。
店主「ほたてが切れてしまいました。」
唐突なこのやりとりに笑いがこぼれました。
店主「コーンでいいかしら?」
コーンラーメン2つになりました。ここで一気に緊張がほぐれ、色々な話が出てきます。
「ほたてをもう一つ取ろうか取るまいか迷ったんだけどねー。あと一週間だから。」
「結局発注したんだけど、まだ届いていません。」
「あと一週間というのは、今月いっぱいで店を閉めます。」
「今度は札幌で息子が店を開きます。息子のことだからどのようになるかは存じていません。洞爺で30年続いた味!というキャッチコピーかもしれません。」
なんと、トワイライトエクスプレスの廃止よりも先に、このラーメン店、味一が閉店してしまう事実が発覚。
今日来ることができてよかった。
約3年前に彼女が同店を訪問したことも話しました。また来てくれて嬉しそうな店主。

ラーメンが出来上がったようです。初めての人にはちょっとびっくりする儀式があります。
店主「それでは参ります。3年前にも同じことを言ったと思うけど」
それでは参ります、の合図とともに店主が厨房から器を持ち。
店主「お手手を引いてください。手は膝の上でグーです。パーだと器を持ちたくなってしまいますからね。」
手は膝の上で、器がカウンターに到着するまで待機するよう指示を受けます。
この指示のもと、ついにラーメン到着!

こんな店主の前で撮影なんてしている場合じゃないのでラーメンの写真はとっていません。
味はなかなかおいしく、さらに季節ごとに異なる食品をトッピングしているようで、白菜のトッピングがあったのが印象的でした。
私は白菜が苦手ですが、このラーメンにおいては普通においしく白菜をいただけました。すごいな。

あっという間に間食。
店主「おいしかった?」
おいしかったです!!
店主「おいしかったのね、嬉しいわ、ありがとね。」
心から嬉しそうにして下さる店主。こっちまで嬉しくなります。
会計は2人で1000円札を1枚ずつ出して、僕が一緒に2枚の1000円札を渡したのですが、「こうかしら?」と言いお釣りの100円玉を2人に別々に返してくれました。
今までこうして支払う場面は多くあれど、会計を一緒に払った場面でお釣りを別々に渡してくれた人はこの店主だけです。
この店主の気配りのうまさ、頭の良さには深いものを感じます。
閉店するのは残念ですが、札幌に移転したらまた来ます!と宣言し、店を出ました。

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せっかく近くまで来たので国道37号を南下し、地球岬に来ました。
この壮大なネーミングと、ここからの景色はかなり気に入っています。いい所です。

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国道36号線を北東に進み、新千歳空港を目指します。ここで気づきました。
この道路は室蘭本線と並走していますが、もしかしてトワイライトとすれ違うことができるのではないか?
時刻を確認し、竹浦駅の少し手前の踏切に車を停めてスタンバイ。
定刻かどうかも分かりませんが、15:20頃にトワイライトが通過するはずです!

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来た!

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去ってしまった!ほんの一瞬です。しかし素敵な一瞬です。車内から僕らの姿に気づいた人はいたでしょうか。
食堂車スタッフはこの列車で大阪までもう一晩頑張っています。

ここからは延々と車を飛ばし、南千歳の駅レンタカー営業所を目指します。
すっかり暗くなった17時15分ごろに営業所着。フライトの1時間半前までに営業所に帰って下さいという張り紙がしてありました。
僕が帰っていたのはフライトの1時間15分前です。ジェットスターに乗るとしたらヤバいですが、今回はエアドゥなので大丈夫です。

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営業所に到着。燃費は13.23㍑で251km走り、約19km/㍑でした。車はスバルのステラです。なかなかいい方ですね。
駅レンタカーの送迎バスで空港へ。もう帰るんだなあ。
帰りはADO94便。後で知ったのですが、ADO94便の18:30新千歳発という飛行機は11/25のみの運行で物凄くレアな便でした。
臨時便ですが新幹線とは違い、機内はほぼ満席。
そして一瞬で羽田に到着。20:10ごろ。さっき撮影したトワイライトはまだ青函トンネル付近でしょう。

帰りの航空券を購入した時に気付いたのですが、このエアドゥとスカイマークは新千歳→羽田が9000円くらいでした。
しかしジェットスターの新千歳→成田は9500円くらいでした。なんとLCCとの価格の逆転現象が起きています。
この価格だったら誰もジェットスターを利用しない気がしますが、LCCの浸透に伴い、他社との価格を比較せずLCCを購入する人が比較的多数いるためでしょうか。
航空券の価格に新時代を見た気がします。

そんなことを考えつつ、京急で川崎に到着。22時前には着きました。トワイライトはまだ青森県です。
またトワイライトに乗れることを願いつつ。

(2014.11.27投稿)
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