リバティと特急日光

2017年6月26日(月)

帰国後、仕事に追われつつ休みはダラダラしようと思ったら、久しぶりに会う友人と出かけることに。それなら乗りたかった列車があるのでと町田を9時頃に出発し、浅草へ。

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浅草駅11時発、リバティけごん17号に乗ります!
今年搭乗した東武鉄道の新型特急であり、界隈では下今市以北のみの乗車に限り特急券不要であることが話題になっています。
浅草から通しで野岩鉄道まで乗ると特急券がかかるけど、下今市以北のみの乗車なら野岩鉄道分の特急料金がかからない。
そして、浅草~鬼怒川温泉(下今市と同額)の特急券を買い、鬼怒川温泉で乗務員が交代、野岩鉄道区間で検札に来たら「下今市から乗りました」と言えば浅草から通しの客なのか本当に下今市から乗ったのか分からないのではないか?という問題を抱えています。
結局のところ運用はどのようにしているのだろう。とりあえず今回は日光までの乗車としたのでこの問題については不明なままです。

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車内は新しさを感じさせる内装、木目調のデザインで現代風かつ水戸岡デザインっぽさを感じさせる。
3両+3両という首都圏の特急としては珍しい運用の仕方ではあるが、平日の割にはそこそこ客が乗っていた。

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たぶん幸手周辺。この近くに住んでいたのも今や20年前。神奈川と埼玉って同列だと思ってたけど、川崎市と久喜市じゃ天と地ほどの差があった。久喜とタメをはるのは小田原とかか?
つい最近、東武動物公園までは行ったものの、東武で久喜周辺まで来るのは久しぶりであり、降りてみたく感じた。
また今度何かのついでに来てみるかな。

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東武日光に到着。特にやることはないものの、ここで中禅寺へ向かうバスに乗り換えます。これはいろは坂を通行するという、数少ないワインディングバス路線です。
運賃は驚愕の1150円。バス得で実質1050円。フリーパスを買えば2日で2000円です。

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こんな感じでいろは坂を登っていく。しかも、いろは坂は上りと下りでルートが違うので、帰りは帰りで違うルートを楽しめるという素晴らしい構造です。
上りの第二いろは坂は頭文字Dのゲームに収録されておらず、自身で走ったこともないので初通行です。急に眠気がきてうとうとしてしまったものの。

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中禅寺湖周辺では會津屋という食堂でソースかつ丼を食う。この付近は外国人観光客が明らかに多いようで、英語のメニューを店頭に並べた店が数多くあるものの、僕は日本人なので明らかに日本語しか書いてない年配のおばあちゃんが店員の店を選びました。
友人にもらったというかんぴょうをサービスとしてつけてくれました。かんぴょうなんて普段食わないけどけっこううまかった。
海外から帰ってきた直後だから思うけど、やはり海外に自国の言葉があるって状況は海外旅行感が半減すると思う。しかし一般的な旅行者は自分の言葉がすぐに分かった方が便利だからそっちの方向に流れていく。これは良いことなのか?と考えさせられる。

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とりあえず中禅寺湖周辺を見ていく。行きの同じバスに乗っていた若い女性3名が楽しそうに遊んでいた。
リバティと路線バスを乗り継いでここに来る人ってけっこう珍しいんじゃないだろうか。

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華厳の滝。意外と無料エリアからもけっこう見ることができた。ここには修学旅行の小学生たちがいた。
なぜ修学旅行って日光なのだろうか。もっと良い場所はいっぱいあるだろうし、日光の歴史的な観点を学ぶにしては小学生には難しすぎると思う。滝とかいろは坂は分かりやすくて迫力があって面白いけど。

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日光駅に戻ったらなんと四季島が停まっている。3泊4日コースの1日目、恐らく週1回しか日光駅に入ってくることはないが、そんなレアなシーンを目撃することができた。
四季島専用のバスから日光を観光してきた乗客が降りてきたところであり、いかにも金を持て余してそうなお年寄りしかいなかった。これに鉄道マニアが乗ってたら完全に浮いてしまうという状況である。3泊コースは1名1室だと135万円とのこと。

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東武日光駅に向かい、帰りはこの特急日光に乗車。これに乗ってみたかった。1日1往復、JR直通のため特急料金が無駄に高い。この不可解な列車は乗るしかない!
車両は253系でNEXを新しくして余った車両です。長野電鉄でしか走ってないと思ったら、こんなところにもいたのか。全然知らなかった。

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予想通りの素晴らしいガラガラ具合。東武日光から乗った人は自分らを含めて4名。途中駅からポツポツ乗ってくるものの、1両に8人程度という乗客の乗り具合。

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下今市機関区ではSL大樹の運行準備が着々と進められている。はまなすの客車かと思ったら四国からもらった客車らしい。にしても青い客車自体がなつかしい。

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この列車の一大イベント、栗橋での運転停車および乗務員交代。栗橋には乗務員交代専用のお立ち台みたいなのがあって、そこで交代していた。交代後、少しの間はJRの本線を逆走してからもう一つポイントを渡って宇都宮線の上り線に入る。
こういう変なポイントを渡る列車を運行するのって内部的にはけっこう大変なんだろうなと感じる。

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新宿に着いたら特急ホームで新旧NEXがご対面という状況になっており、最後にサプライズをもらった気分であった。

(2017.7.2投稿)

長春二郎・5~滞在延長。帰れるのか?~

2017年6月21日(水)

夜2時くらいまでH氏と話し込んでしまったが、なんとか無事に6時に起床。
朝食が部屋に運ばれてくるとのことであったが、その気配はない。
フロントから電話がかかってきたが、中国語で何を言ってるか分からない。
とりあえず6:20くらいにフロントに行ってみると誰もいない。
フロントの人に呼ばれ、昨日の日本語ができる中国人と話す。
飛行機がまた遅れ、8:15にフロント集合に変更となったとのこと。
まじか。いよいよ今日帰れるか怪しくなってきた。
機材が昨日のうちにハルビン空港に着いていることはtwitter情報で確認済みであるが、すぐにハルビンを出発できない理由は何だろうか?
しかも新たな出発時刻は分からず、新たな集合時間のみを告げられて、仕方なく部屋に戻る。落胆するH氏。

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ホテルのスタッフから朝食が運ばれてきて、とりあえずそれを食べる。
しかしローカルな宿らしく、実に謎な朝食であった。味のしないパンみたいなのと、なぜかホットな豆乳しか食えなかった。
外は雨が降りしきり、なんとも不穏な空気が漂う。
とりあえず朝の時間は思い思いに過ごし、8:15となるのを待つ。

やっと時間になり、ロビーへ出向く。昨日夕食をともにした日本語の分かる中国人もいた。
どうやら昨日、ハルビン空港に来た飛行機がまた一度天津に戻ったため遅れたらしい。
中国は本当の情報を隠すから何が本当か分からない。他にも機体が故障しているだとか事実無根の噂が飛び交う。

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ちゃんと送迎の車はやってきて、空港にたどり着く。

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一応電光掲示板には11:00発東京行きの表示。
やった。僕らは帰れるんだ。
昨日いた日本人のスタッフがいたので話しかける。もうチェックインしているそうなので、やっと空港内部に入れる。
チェックインし、荷物検査でバッテリーを取り出して無事に待合室に到達完了!
お土産屋も小規模ながら営業していて、お土産を購入することができた。

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あとはロビーでひたすら待つ。

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無事に搭乗の時刻になり、何事もなく搭乗!

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さらば中国。機内では昨夜寝不足だったせいで、旅行記を少し書いては寝ての繰り返しで時間が過ぎる。
無事に15時20分、約19時間半遅れにて成田に到着。無事に帰ってこれた。こんなに遅れることは一生ないであろう。
自分は預け手荷物がないのでH氏とも荷物受け取り所でお別れ。本当にお世話になった。
日本語の分かる中国人は昨日とは打って変わって素っ気ない。多分中国人とはそういうものなんであろう。

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16:22発のNEXに乗車し、武蔵小杉、菊名と乗り換えて成瀬の自宅に着いたのは18時40分ごろ。昨日ハルビン駅から空港行きのバスに乗ってから実に30時間半。ものすごい長旅であった。

ちなみに、乗ってきた飛行機の機材が1日遅れということは、本日運行の他の便に支障があったはず。
調べてみると、成田〜関空が往復で欠航になったようだ。
さすがにハルビンを欠航させるよりかはいくらでも代替のきく関空を決行するよな。この近距離の路線は何かあった時に真っ先に欠航にする用の路線としても重要な役目を担っているのかもしれない。

とりあえず念願の長春二郎に行けたので、しばらくは楽器の練習やら旅行以外のことに力を注ぎたい。

(2017.6.29投稿)

長春二郎・4~飛行機が遅れて・・・?~

2017年6月20日(火)

ついに最終日。結局2日連続で長春二郎に行って帰ってくるだけというしょうもない旅になっているので、今日くらいはハルビンを観光したい。
帰りの飛行機は16時発。2時間前に空港に着くなら14時着。空港までバスで1時間かかるから13時発。それなりにゆとりをもって12時発。ということで12時くらいに空港行きバスに乗ることに決定。
さすがにさっさと8時半くらいに宿をチェックアウトする。デポジットの142元はしっかりぴったり返ってきた。これでイビスともお別れ、帰国が近づいてくる。

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とりあえずまずは近くにある兆麟公園に行ってみる。ここも遊園地と公園が一体になったような場所である。

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まずいきなりびっくりするのが、鳩が動物園のような檻で飼育されていること。鳩って中国ではそんなに珍しいのか?
そしてハルヒとかのパクリの絵が掲げられた遊具があるそうなので見に行く。

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音夢とハルヒがいた。けっこう懐かしい。

続いて川沿いの斯大林公園へ。向こう岸には太陽島が見える。

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ちょうど太陽島へ向けての船が出航するところであった。乗って行きたいところだが、時間の都合上これに乗ってしまうとだいぶ危ない。出航をそばで眺めるだけにとどめた。
さらに歩いて行くと、太陽島へのもう一つのアクセス、ロープウェイが見えてきた。けっこうな距離がロープウェイでつながれており、これに乗ったら楽しいだろうなと思いながらやり過ごす。時間に余裕があれば。。

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ロープウェイ乗り場まで来てみた。片道50元と、思ったより高い。あれだけの距離を移動できるならそんなものか。

続いて、観光名所でもある中央大街にきてみた。

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コーラの自販機でモンスターが売られている。お値段たったの7元(120円)。何か違うのかと思って買って飲んでみたが、変哲も無いモンスターであった。

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露店で紅腸の串焼きが売っていたので買ってみる。中国初、多少銭を使って値段を聞き出せた。
10元。少し硬いが、ジューシーでほのかに中国っぽい香辛料の味付けでおいしい。

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続いてミルクのアイス。これもその辺で売られていた。5元。ガリガリ君より高い。
大きさはガリガリ君、中身はホームランバーだろうか。しかしこんな形のミルクアイスは日本にはありそうでないので良い。

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このへんはロシアのゴスロリ少女の商品や、マトリョシカが売ってたりとロシア感がすごい。一箇所で中国とロシアを楽しめるのはここならではではないだろうか。

そろそろ空港バスが出るハルビン駅を目指す。路線バスで駅まで行こうと思ったら、Google先生的には徒歩で行った方が早いとのことなので、仕方ないので歩いて行く。

ハルビン駅まで徒歩20分と出てるので歩き続ける。全然20分じゃ着かない。

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ハルビン駅がどうやら大規模な工事をしているようで、周辺の道路も少し迂回する形となっている。
この旅行でハルビン駅は訪れていなかったため、ハルビン駅の内部も見物して行こうかと思ったが、かなりたどり着くのに時間がかかりそうなので今回はやめておく。

dicosがバスターミナルの目印とのことであったが、駅前にdicosを発見。しかしどう見てもバス乗り場はない。
何か変な看板を持った人がいる(ダフ屋?)し、キャリーバッグを持った人がたくさんいるので、わりかし近いところのはずであるが、バスはいない。

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しかし遠くを見渡すと、もう一つのdicosを発見!その上には机場と書いてある!帰れる!僕は帰れるんだ!

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とりあえずまだ12時前なのでバス乗り場の前にあるdicosで食事。謎のバーガーセット38元。高い。
ただdicosは中国限定のチェーンなので、珍しいものを食べることができた。
しかし、空港バスの乗り場前だからか、金をせびる謎の人に立て続けに話しかけられたので、さすがに相手するのも面倒だったのでさっさと空港バスに乗ることとする。

バスは一応15分おきとのことだが、次々と来る。
おそらく全車自由席と思われるので、停まっているバスが発車した途端にチケットを購入する。20元。安い。

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なんとバスはエアロキングみたいなハイデッカー車であった。1番前の展望席もよかったが、狭そうなので普通の席に着席。
ここからハルビン空港まで1時間のバス旅。行きは白タクだったので新鮮である。
ハルビン西駅の方に向かっていくので、ある程度は市街地が続くが、そこを超えると周りに何もない高速道路。

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無事にハルビン空港国内線に12:50頃に到着。国際線乗り場に行くには少し早いので、国内線乗り場でお土産屋を物色。やっぱハルビンらしくロシア感があるものもそこそこ売っている。しかし荷物が増えるのも面倒なので、国際線をチェックインした先の小さい売店に賭けることとする。

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ハルビン空港は国際線が離れているため、無料バスで移動する必要がある。乗り場はすぐ分かったものの、これがまた全然来ない。30分ほど待ってバンみたいな車が登場。30分に8人しか乗れない車のキャパで足りるとかどんだけ自力で国際線に行く人が少ないんだ。。

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車で10分もしないくらいの移動で国際線乗り場に到着。
まだ離陸の2時間半前くらいなので、ベンチで暇をつぶすこととする。

14時。離陸の2時間前だが、こういった小規模の空港では90分前にチェックイン開始となるようだ。人民に動きはないのでもう少し待つ。

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14時半。90分前となったのでロビーに行ってみる。何やら貼り紙があるが、中国語なので全くわからない。
もしものための頼りにしている中国人の友人に画像を送り、通訳してもらう。

「滑走路の故障の影響で、天津で一度降りるかも。いつ出発するかは未定」

と書かれていたそうです。
これが全く頼る人がいない状況であれば不安を募らせるところであるが、もしものときに頼る人がいるのでそんなに不安にはならなかった。
とりあえず、何か決まったら他の乗客がチェックインしだしてついていけば乗れるだろうと思い、ロビーに座り込んで暇をつぶす。

15時半、さすがにこの何もないところで座ってるのも暇なので、国内線ターミナルに移動して買い物でもしようか思い立つ。
春秋航空の運行情報サイトを見ると、行きの便が大幅に遅れていて、19時にハルビン着、それが折り返しとなる模様だ。
とはいえ、それほどの遅れなら中国のどこかから本家春秋航空の飛行機を借りてきて茨城空港に飛ばすというやり方も考えられなくもない。
俺みたいな中国語わからない人間はロビーでおとなしくしているのが確実であろう。
一応空港係員に東京行きはいつ出るのか聞いてみたが、分からないとのこと。
19時着で最速で折り返しても、成田の発着制限の24時にひっかかってしまうため、マジでどうなるか分からない。仕方ないので待つのみ。

16時、みんなパスポート持ってカウンターに並び始めたのでついにチェックインかと思って俺も並ぶ。
ペットボトルの水が一本もらえただけだった。いらん。

18時、またカウンターにみんな集まった。空港係員がパスポート番号と名前をメモしている。私もパスポートを提示し、何がどうなってるのか尋ねる。そうすると日本人の係員が現れ、ご丁寧に日本語で説明してくれた。

状況としてはこうである。
本日、急に空港側がハルビン空港の滑走路の工事をするとのことで、成田からの便が大幅に遅れた。
成田からの便がこちらに着くのは20時頃で、折り返しとだと成田の発着制限に引っかかる。
そのため、翌日9:10発で運行する。現在、皆さまの宿泊施設を手配している最中である。送迎もついている宿泊施設なので、移動はそちらを利用してくれ。
空港係員が宿まで行くことはできないので、日本語が分かる客も少しいるから宿での細かいことはコミュニケーションをとって何とかしてくれ。
とのことであった。

日本人のスタッフがいて助かりました、と感謝を述べると
「いえいえ、私も中国語分からないので」
とのこと。どういうことだw

さておき、まさか飛行機が一日遅れることになるとは。私は明日まで仕事を休んでいるので余裕であるが、日程日程余裕がない人は大打撃であろう。
10分くらいすると、バスがやってきてみんなぞろぞろ乗っていく。係員にこれに乗ればいいのか尋ねると、これは中国人の団体旅行を送迎するバスとのこと、個人の客はもう少し待っててくれとのこと。

ここで、この後運命を共にすることとなる50代の日本人男性、H氏が近くにいたので話しかける。
彼は仕事でハルビンに来ており(大規模な展示会があったとのこと)、中国語は私と同様全く分からないとのこと。
どうやら中国語が分からない客は私とH氏の2名だけのようなので、とりあえず彼と色々話しながら送迎を待つ。

少しすると、車高の高い車がやって来て、選ばれし6人の個人客が乗り込む。
宿に向けて出発。途中、ありえないほど凸凹した道を通り、一般道を100キロくらい出して飛ばしたりして、中国の本質を見た気がする。

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謎の宿に到着。1人1室かと思ったら、先述のH氏と相部屋とのこと。みんなそうなってるからしょうがないとのこと。まあ空港近くで当日に大勢の宿が取れていること自体奇跡だし、俺は一人で泊まっても暇なので、むしろH氏と泊まれる方が楽しくて良い。
これが日本人の個人旅行客が俺と若い女の子の2人だけとかだったらどうなったんだろう。

とりあえずH氏とあらためて自己紹介をする。H氏、米の輸出に携わっており今回の出張となったとのこと。なんと札幌在住。しかも趣味がベースとのことで、俺がもっとベース上達してればもっと話が盛り上がれたのになと思う。

H氏、Wi-Fiのパスワードを調べに行くと言い残しフロントに行って戻ってきた。
そしたら先ほどの中国人の個人客4名が外で夕飯を食いに行くので一緒にどうだと誘われたとのこと。もちろんついて行くことにする。

謎の地元の人しか行かなそうな居酒屋に到着。

どうやら串焼きが売りらしい。たくさんの種類の羊肉串とビールが出てくる。きくらげもこの地域の売りっぽくて、山葵醬油で食うのがうまかった。羊肉串は程よい歯ごたえがうまい。日本でも全然提供できる味だ。

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しかし話の流れで蚕の串焼きも食うことになった。これも意外とまずくはない。酔ってたからだろうけど。

そして色々と話し込む。やはりみなさん例の展示会にビジネスで来たようだ。日本で会社をやってる中国人とのこと。解体屋だとか、民宿をやってるだとか言ってたけどそれだけでなく多角的にビジネスを展開してるようだ。
その中でもこの言葉が印象に残る
「我々は中国でちょいと成功したけど、中国の大多数の人は貧しい。」
「中国で商売するには政府と仲がいいかが最も重要。日本は税金さえ払えば自由に商売できる。」
また、日本人H氏の
「中国は市場としてでかい。なんとかして米を売り込みたい」
という気持ちもすごく分かる。ただ、日本の米は高すぎるらしいが。
みなさんの名刺をもらったので、後々調べてみると中小企業の社長や重役であった。
日本の会社って就活生的には大企業至上主義であり、私も大企業の一員であるが、実際に輝いていつつ、物事のスピードが速いのは中小企業であるな。
といっても、中小企業にも二種類あって、質の低い中小企業と質の高い中小企業とあり、入社して活躍する難易度は、大企業<質の高い中小企業なのだろうなと思った。

私一人だけはビジネスで来てるわけでもないし、大企業の駒の一つにすぎない生き方をしているものの、同じ土俵で話に入れてくれる皆さんの心の豊かさに感動した。
なんか何度も乾杯してくるし。
そして極め付けに、
「中国に割り勘はない。ここは中国だから私がごちそうする。その代わり日本ではごちそうしてくれ。」
とのお言葉をいただき、宿代に加えて夕飯代もかからないことに。
値段表みたら串1本1元とかっぽいから、そんなに高くはないんだろうけど。

宿に戻り、翌朝9:10発で、7:10チェックインなので6:30にフロントに集合、そこから送迎バスで送るという話であった。
部屋に戻り、H氏とえんえんと話し込む。彼はPCを持参しており、色々と仕事もあるだろうけど、けっこう話につきあってくれた。
ベースのこと、仕事のこと、中国・台湾・満州のこと、北海道のこと、旅行のことだとか。
H氏は毎月のように海外出張しているそうだが、よくそんなに出張できますねと聞くと、
「行きたい国があったら出張代をペイできるだけの仕事を作るんだ。逆転の発想だ。」
という言葉に感銘を受け、中小企業の力強さを感じた。

ちなみにH氏、本来は本日にハルビンから成田に着き、成田で1泊、翌日の飛行機で新千歳空港に戻るとの予定だったが、結局両方とも金は戻らずパーになったとのこと。
宿はいいとして、飛行機はあらためて当日予約で取り直すことになるのでだいぶ値が張る。しかも、明日もちゃんと飛行機が動くかは分からないのでうかつに予約はできない。
私も私で、明日までは仕事を休んであるが、それ以上となると仕事に響いてくる。宿の外の景色は工事をしている大きなマンションみたいなものしか見えない。

ちょっとした不安を抱えながら就寝したハルビンの夜。

(2017.6.29投稿)

長春二郎・3~ついに到達、長春の二郎~

2017年6月19日(月)

8時過ぎに起床。正直昨日の徒歩がしんどすぎてもう外に出たくない。
しかし長春二郎に来るために中国に来たんだから、何としてでも行くしかないのだ。
とりあえずメトロの駅まで40分も歩いてたら長春いくのにも相当時間がかかってしまう。
ここは路線バスを解禁するしかない。ロサンゼルスに行ったときもGoogleマップでルートを調べたら最適な系統番号を示してくれて、その番号に乗れば目的地に着けた。多分中国のバスも普通に乗れば大丈夫だろう。

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ホテルのそばのバス停でバスを待つ。しかし、乗りたい系統のが通過していったり、混みすぎてたりで何本か見送る。
よく見ると、系統が多すぎるのでバス停が3ヶ所くらいに分かれていることに気づく。
乗りたい系統ですいてる便が来た時にうまく乗車することに成功。
中国のバスの乗り方はいたってシンプル。運賃は1元均一なので、乗る時に1元札を運賃箱に入れればOK。
すいていて座席に座ることができた。超満員のバスなんかも中国ではよく見かけるが、本数もとても多いので、少し待てば座れる可能性が高い。
ハルビン駅方面に向かうのだが、道路が渋滞してて所々歩くのと変わらないポイントもある。
どうやらこの地域の路線バスは歩く速度で1元払って座って移動できるかと考えた方が良さそうだ。
ハルビン駅で下車。バスの降り方も、降車ボタンがないので、降りる停留所が近づいたら降車口付近に立てば運転士がドアを開けてくれる。開けてくれなかったら諦めるしかない。

本当は一つ先の博物館駅まで行きたかったものの、本当にバスが行くかわからないし、歩いても近いのでハルビン駅から歩くこととする。

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歩くこと20分ほど。思ったより遠かった博物館駅。おそらくここがハルビンの交通の要所と思われる。
ここで地下鉄1号線に乗り換え。これも思ったほど混んでない。3号線に乗り換えて1日ぶりのハルビン西駅に到着。

また並んでる切符売り場で切符を買う。すぐ出る列車の切符って買えるものなのか?
一応売り場には発車15分前まで売りますと書いてある。

とりあえず前の列車がが9分前で席が残ってそうな11:43発を申し込む。
無事に購入成功。しかしB席、3人がけの真ん中である。前の列車と間隔が詰まってるやつでさえこんなに混むのか。中国が分からんな。

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ハルビン西11:43→長春西。G782列車。109.5元。

今日はすぐ出発なので駅構内の物色はせず、さっさとホームへ。
B席であるが、屈強な男たちに挟まれた空間であった。やっぱり二等座は狭い。次の帰りだけでも一等座で帰ろうと心に決めた瞬間であった。

1時間ほどで長春西駅に到着。昨日は長春駅で降りたが、こちらの長春西駅に停まる列車の方が圧倒的に多いので、今日は趣向を変えてこちらからアクセスすることとする。

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長春西駅は駅の作りはハルビン西駅と同様な巨大な駅であるが、下車する人は思ったよりは少なく、駅のコンコースなんかは人の気配が全然ない様子であった。
長春駅が市街地に近いのでみんなそっちを利用するのであろう。

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長春西駅は周りに何もないのでさっさと脱出しなくてはならない。ここから路面電車が出ていて、長春の市街地に出られるはずなのだが、全く見当たらない。
改めて案内の看板を見渡して見ると、発見。55路という表記になっており、何故かバスと同じ扱いを受けている。

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乗り場にはごく一般的な路面電車が停まっていた。
左右に2両停まっていて、どっちが先に出るのか不明だったが、他の乗客が来たのでそれについて乗車。
こちらは昨日の軽軌と違って1元で乗れる。切符を買う必要もなく、乗車時に運賃箱に投入スタイルである。分かりやすくて良い。
なんとこの路線、長春西から乗ったのはたったの2名。昨日の長春からの軽軌の混雑は何だったんだと感じる。
長春二郎に行くなら長春西駅からのアクセスをおすすめします。

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この路面電車を寛平橋で下車。この停留所が軽軌との連絡駅になっている。路面電車の路線図がGoogleマップに乗っていないので、この乗り換えを発見できたのも奇跡であった。
ここで降りると信号を渡ったらすぐに軽軌の駅。昨日の長春駅のように2元の切符を買うために延々と並ぶこともなく、西安橋と伝えてすぐに購入成功。
軽軌に乗り換えて1日ぶりの西安橋。

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ここからは慣れたもので歩みを進めて長春二郎に到着!

しかも、ちゃんと営業している!私の旅は報われた!

注文方法とかは全く分からないが、日本語が分かる店主がいるとのことなので、深く考えず、しかしもしものときように注文内容を書いたメモを持参していざ入店。
厨房には若い女性の店員。これば絶対日本語通じない。
切り替えて「二郎 加菜 大蒜」と書いた紙を見せる。OKとのことで注文が伝わる。
おそらくたまにジロリアンが参戦しに来るのであろう。

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席で10分ほど待ち、ついに着丼。会計のタイミングが分からないので無理やり20元紙幣を渡して支払う。小ヤサイニンニク、17元。
完全に二郎である。最高にうまい。私が過去に訪問した海外二郎のumenoya,tsujitaの2店とは比べものにならないくらい二郎である。
下手なインスパイアや下手な直系よりも全然おいしい一杯をいただくことができた。
退店のしかたも分からないので、店員にごちそうさまと挨拶して一礼して店を出る。
長春二郎という、訪問が最も難しいと思われる二郎を訪問できた自分にしばし酔いしれる。

しかしずっとここにとどまっているわけにも行かないので、来た道を戻るルートでハルビンに帰る。
軽軌で寛平橋、そこから54路で長春西駅に到着。

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長春西駅の出札は今までで見たことがないくらいすいていた。全く並ばずに切符が買える状態。
中国の駅は大きい駅に関しては慢性的な混雑をしているが、市街地から離れた駅は大した混雑をしていない様子。
16:09発の前の列車との間が6分間隔になってる列車の一等座を購入。ついに一等座に乗れる。

また直前の列車なので改札に入る。しかし、改札に入った直後に、外に戻れと言われて出る。
どうやら、同じホームから出る6分前の列車が遅れているようで、その旅客とごっちゃになる可能性を嫌ったようだ。
しかし、3分もしないうちに再度改札内に入れとのこと。
前発は結局6分以上遅れて、列車の順序が入れ替わるようだ。
同じハルビン西行きなのに前発を待ってる人はホームでずっと待ちぼうけ、それを差し置いて自分はハルビン西行き一等座に乗車。

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長春西16:09→ハルビン西。G717列車。一等座で176.5元(約3000円)

さて感動の一等座、やはり日本のグリーン車を見本にされており、2+2列でシートピッチも広い。
しかし相変わらずの混雑で、空席も少しあったが、私は窓側に座れたが隣は先客がいた。

一等座独自のサービスとして、紙袋に入ったお菓子と飲料がもらえる。味は期待しない方が良い。
また、女性の乗務員が適宜ごみを回収していたり、清掃をしている。二等座でもごみの回収は1回だけ通ったりしたが、一等座の方が頻繁に巡回し、ポケットにごみが入ってたら係員が持って行ってくれる。
二等座の1.5倍くらいとだいぶ高くなるが、このくらいの距離で一等座に乗るなら全然アリである。中国の金銭感覚が身についてるのでどうももったいなく感じてしまうが。

また一時間くらい乗車してハルビン西に到着。
今日はまだ時間があるため、ハルビン西駅で少し遊んでみる。

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ネットで話題になっていた、生搾りオレンジジュースの自販機が何事もなさそうに鎮座している。
1杯10元と高いので誰も見向きもしてない。いざ購入!ネットで見た深センにあるやつは、ミカンが搾られていく所を見られるのだが、こちらは内部は微動だにしないまま1分後くらいにオレンジジュースが出てきた。
確かにミカンを本当に搾りましたよって感じの味。


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続いてCRHの自動券売機の操作を試してみる。割と簡単な操作で空席が確認でき、空席照会マシンとして使える。
地下鉄乗り場へ。地下鉄の券売機も操作方法を動画で撮ってみる。こちらはトップ画面に路線図が表示されているが、そこから1号線か3号線のボタンを押して選ばないと先に進めないのがやっかい。
隣のおじさんに買い方を聞かれ、中国語分からないけど教えてあげるという技を決めた。

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2日連続で3号線が目の前でいってしまい14分待ち。まあ今日は時間に余裕があるからよしとしよう。ちなみに駅のコンコースは超おしゃれである。

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今日も3号線から1号線に乗り換え、博物館駅で下車。今日は雨が降ってきているので、余計に宿まで徒歩なんてやってられない。適当にバスを調べて乗る。相変わらずすいていた。
しかも今回は、道路が渋滞しておらず、ほんの10分くらいで宿まで到着することができた。
バスの乗り降りの仕方も完全マスターしたし、僕の中国マスター度合いが高まった。

外に軽く食べに行くか悩むが、落雷を伴う大雨のため、ホテルでおとなしく過ごす。もう明日が最終日か。

(2017.6.29投稿)

長春二郎・2~春秋航空ハルビン往復は24140円!~

2017年6月18日(日)

昨夜は0時過ぎまで色々準備をしており、起きるのは5:10。前日は泊まり勤務だったので2夜連続5時間睡眠はきつい。
危うく寝坊してパーにするところだった。

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5:30発の空港行き送迎バスに乗車。
第2で下車し、徒歩で第3へ。こんな早朝の飛行機にも中国人はいるのか?と疑問だったが、春秋航空カウンターには安定して長蛇の列。
仕方ないから並んだら、前に並んでる中国人に「お前は日本人だから向こうから割り込んでチェックインしろ」と言われる。
一番前まで割り込みに行ったらCLOSEってなってたカウンターが何かを察して受付してくれた。
持ち込める荷物は5kgまでだが、計ったら4.4kg。セーフだが、多分カバンが壁に寄りかかって正確に計れてないのでアウトだったかもしれない。また本を捨てながら帰るしかないか。

6時過ぎにチェックインしたものの、国際線の手荷物検査がいつになってもシャッターが閉まったまま。開いたのはなんと7時ごろ。それならこんなに早く来る必要なかったやん。90分前にチェックインにお越し下さいって本当なのか。
搭乗口から恒例のバスに乗り込み、いざ搭乗。

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春秋航空IJ1051便 成田8:10→ハルビン10:05(-1H)

前回の教訓を生かし、レッグシートを指定して中国人の団体を避ける。しかし今回はレッグシートも指定が埋まっており、2席広々とは使えなかった。
さすがに眠くて寝てたら隣の中国人が入国カードを俺の席に置いてくれてた。さっきのチェックインといい、中国人は優しいよな。
日本国内線なら飛行機のトイレ使う人はまずいないのに、人民は常に誰かがトイレに並んでいる。きっと飛行機に乗ることは滅多にないんだろうな。
前回武漢のときは荷物の積み込みで大幅に遅延していたが、今回は奇跡の定時。よいことである。

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無事にハルビン太平空港に着陸。ついにやってきた。またいつものバスっぽい何かに乗車したところ、同じ列に座ってた日本人の方が話しかけてきた。
本当なら怪しまなくてはならないが、そもそも日本から一緒にきた日本人で悪いやつだったら俺の運が悪すぎる。

話してみると、年配の女性なのだが、20代まで中国に住んでいて、チチハルに親戚がいるので来たそう。
ハルビン西で列車に乗り継ぐなら、タクシーを予約してあるので一緒にどうですかとのこと。
もちろん僕は何の疑いもなく、はいお願いします!!と答えた。
ハルビン空港は市街地と鉄道でつながっておらず、バスにて脱出しなくてはならないのですが、その苦労が半減した。結局帰りに苦労を持ち越してるけど。

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タクシーといったら普通のタクシーではなく、白タクのようだ。(画像は正規のタクシー)白タクに乗せられると分かったときは、えっどうしようヤバいかな、と一瞬焦ったものの、まあ見た目からして明らかに悪い人ではないから信じることに。
彼女の知人か何なのか知らないけど、結果として普通の乗用車でハルビン西駅まで直行してもらえた。
100元くらいタクシーに彼女は支払っていたが、どうせ一人も二人も変わらないからと私はタダで乗せてくれた。まさか中国で逆ヒッチハイクすることになるとは。

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さらにハルビン西駅の出札にて長春までの往復切符を購入するのだが、それも付き添ってくれて購入することができた。
時刻や列車番号を書いたメモとパスポートを渡せば買えるのだが、帰りがハルビン駅直行の列車のはずだがハルビン西駅下車になると言われたので、彼女の通訳がなかったら詰むところだった。
写真を見ると、切符売り場は混雑しているように見えるが、割と流れがスムーズなので一人1~2分くらいで流れている。10分待ったかどうかくらいで購入することができた。
ハルビン西駅は高速鉄道が大半の駅なのでこの程度の混雑だが、ハルビン駅はこれとは比べ物にならないくらい混んでいるらしい。

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タクシーのおかげで予定の列車の2時間前くらいに駅に着いたので、割と暇である。
何か食いましょうとのことで、地味な食堂っぽいところに入った。
餃子15個入り+ライス小で34元くらい。安いのか高いのか分からないが、空港と同じく新幹線駅も価格が吊り上げられてると思われる。餃子は中国らしく水餃子で、やたら皮が厚い。彼女いわく、「いまいちでしたね」とのこと。
彼女は中国の知人に電話がうまくつながらないと苦戦していたが、コールセンターに2回問い合わせて何とかなってた。すごい力づくだ。
とりあえず食べ終わり、列車まであと1時間というところで解散。

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彼女がいたおかげでハルビン西駅まで、まだ日本の感触が残っていて不安は全然なかったけど、ハルビン西駅で1人になったとたん襲ってくる恐怖。
まあ中国2回目だし、列車の切符は往復とれてるし、宿も前回泊まった系列だし、最後の砦に中国人の会社の同期に何かあったら連絡すればいいし、しかもその同期もいま中国にいるという奇跡つき。まあなんとかなるだろう。

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まずは長春まで行くCRH(高速鉄道)に乗車。

ハルビン西13:26→長春。G892列車。109.5元(約1860円)

ちなみに営業キロは約250kmです。同等の距離の東京~浜松を新幹線で乗ると約8000円。日本が高いのか、中国が高いのか?

ハルビン西駅はさすが一大ターミナル、ホームが無数にある。巨大な電光掲示板に発列車の一覧があるので、これを確認してホームに向かう。
目的地の長春二郎がある長春駅まで直通の列車は少ないのだが、運良くチケットは取れた。
しかも3人がけの窓側。普段なら3人がけ窓側がベストであるが、割と座席の感覚が狭いので出入りがしづらい。
ハルビン西始発なのにみんなさっさと乗っちゃうので、乗るときも通路側の人に声をかけてなんとか乗れた。

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新幹線の二等座=普通車指定席なのでまあ快適に移動できるかなと思ったけど、なんか狭い。しかも中国の人は座席のテーブルを基本使うので、出入りが一層しづらい。
まあそれを除けば硬座地獄よりは何倍も快適に鉄道の旅ができます。
外の景色は中国らしく、都市は大都市、少し行くと何もない田舎が延々と続くという風景。
しかも中国は土地が個人のものではないらしく、無理やり直線に線路を敷けいてあり、さらに山越えのトンネルとないのでひたすらまっすぐ田んぼの中を駆け抜けるという体験がCRHでは可能です。

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朝早かったのでうとうとしているうちに、下車する駅、長春駅に到着。
CRHは乗車と降車でフロアを分けているようで、ホームが1階、乗車口が2階、降車口は地下1階となっています。
これはこれで合理的な感じもする。

長春駅からは路面電車で長春二郎の最寄駅、西安橋に行けるはずなのだが、もちろん乗り場が見つからない。
駅を出てすぐ地上に出たのが違ったらしく、地下道で少し歩いたら無事に乗り場に到着。

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しかし、僕の想像している路面電車と違い、切符売り場があって人が並んでいる。車内で支払うのではないのか。
どちらかというと広電の2号線みたいな路面電車の車が専用の線路を走るみたいなやつです。
地下鉄みたいに券売機くらいあればいいのに、ないので頑張って行き先を紙に書き、運賃2元を支払う。無事に買えた。
ICの切符を改札に通したら普通に乗るだけ。ホームがものすごい混雑しているが、先頭車両に乗れば割と大丈夫だった。

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西安橋で下車。このあたりまで隣に国鉄が並走しているので、恒例のトワイライトみたいなやつがバンバン見られる。
無事に長春二郎まであと少しのところまで来れたので、あとはGoogleマップを頼りに歩く。
といっても駅を右に出て淡々と歩くだけであるが。
地味に中国の道路を歩くのはここがこの旅で初めて。
中国流の車の動き、歩行者の動きを思い出して道路を渡って行く。

大きい交差点のところにあると思ったのだが、ない?
いやもう少し探してみると、物陰に隠れていたがあった!割と分かりづらい!

が!しかし。閉まっている。何故だ。20時までった調べたのに。。

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入り口を見ると、日曜:14時まで との残酷な表示。
何のためにここまで来たんだ。完全にただの下見となってしまった。まあ明日も暇だからまあいいが。

ではさっさと帰ろうといきたいところだけど、帰りのCRHのチケットをそれなりに余裕を持って買ってしまったので、すぐに帰ることもできない。
仕方ないので長春駅まで徒歩30分くらいで行けるそうなので、暇つぶしがてら歩いてみる。

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途中、謎の公園で寄り道。カップルが多数いちゃついている。中国は日本とは違い、堂々といちゃついてるのは良いと思う。きっとポルノが規制されてるからそのぶん恋人に全力を注ぐのであろう。
遊園地も併設されていた。こういったところを散策するのも良いよな。

歩き続けて長春駅に帰ってきた。
しかしそれでも時間が余っている。というか、長春二郎を昼食に食う予定が、何も食えてないので駅で何か食おう。

ケンタッキーと吉野家があった。ケンタッキーは武漢で食ったことだし、吉野家に挑戦!
店頭にあったメニューの写真を撮って見せる方式で注文成功!

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牛丼バリューセット。何故かコーラと小鉢が付く。36元。地味に高いのがウケる。610円もするやん。
味は日本と全く変わらない牛丼。しかしこれとコーラを合わせるとけっこううまいな!日本の牛丼屋では何故かないドリンク商品、導入してもよいと思う。

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長春18:22→ハルビン西。D111列車。運賃73.5元(約1250円)

行きより運賃がだいぶ安くなっているが、列車番号に秘密がある。列車番号がGで始まる列車は最高速度300kmを出す分、運賃が高い。こちらのDで始まる列車は、最高速度が250kmだが、運賃が安い。このハルビン長春間はD列車はわずかな本数しかないが、安いので狙って乗るのも良いだろう。所要時間も大して変わらない。

前述のとおり、この列車はハルビン駅を通るはずなのにハルビン西で降ろされる結果となったのだが、そのうえ20分も遅れて来た。CRHは滅多に遅れないそうだが、ここで遅れるとは。
ひとまず乗車。3人がけ窓側の席だが、行きも進行右側、帰りも進行右側だったので座席の配置が行きと逆である。相変わらずの景色を眺めて進む。
隣の席のおばちゃんが話しかけて来たが何か分からない。しかしハルビン西に着くと私を叩いて降りろと教えてくれた。よく分からないが優しい。

しかし僕は焦っていた。本来ならハルビン駅に20時着、ホテルまで徒歩20分で到着なのだが、ハルビン西駅に19:40到着が20分遅れて20時到着。そこから地下鉄で鉄路局まで移動。そこから徒歩40分かけてホテルという行程になってしまう。

何が言いたいかというと、ホテルのチェックイン期限が22時なのだ。これを過ぎたらどうなることやら。
鉄路局駅からバスで移動すれば時間短縮できるだろうが、こういう場面でそんな賭けはしたくない。まだ歩きで間に合う時間だし。

とりあえずメトロに乗り換える。券売機の買い方が少し難しい。何とか3元の切符を買えた。
ホームに到着した途端行ってしまう電車。しかもこの路線に限って14分間隔という。

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割と待たされメトロ3号線に乗車。この路線は今年開通したようで、車両がとてもきれい。この3号線のおかげでハルビン西駅に楽にアクセスができるようになっていて非常に助かる。

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医大二院で1号線に乗り換え。こちらも中国らしくなく、割とすいていて良い。
鉄路局にて下車。地図で見た感じ、ここが一番イビスホテルに近い。しかし徒歩40分。

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大通り沿いを真っ直ぐ行けば着けるルートをたどったのだが、途中自動車しか通れなさそうな陸橋が登場し、ここで迂回か?と焦る。
しかし、側道がない区間で唐突に歩道が登場したので無事に最短ルートで宿へ向かうことができた。
というか何で俺は中国で夜9時過ぎに歩いてるんだ。治安は割と良いとはいえ、さすがに何かあったら困るなっていう感じはある。

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21時半くらい、やっと宿に到着。英語でチェックインプリーズしたら何事もなくチェックインできた。助かった。安全な場所に入れる。
2泊で458元だが、デポジット含んで600元とられた。武漢はデポジットなしで250元で2泊できたのに、中国の物価が1年で上がったか、武漢が特別安いのか。

さすがに歩き疲れたのですぐに就寝。というか明日もこの距離を歩く気にはなれん。明日は路線バスに頑張って乗ってみよう。

(2017.6.29投稿)
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